内容紹介
トランプ関税の世界的影響、さまざまな地政学的要因、グローバルサウスの台頭など、ビジネスを取り巻くグローバルリスクは高まる一方です。そんな中で、未来を見通すには、世界経済の基本情報をしっかり把握しておく必要があります。本書『この一冊でわかる世界経済の新常識2026』は、大和総研の選りすぐりのエコノミストたちが執筆を手がけ、世界と日本の経済の課題と展望がこの一冊さえ読むだけで簡単に頭に入るように構成しています。目次
はじめに
第1章[グローバルリスク]財政拡張策は世界の救世主なのか
01 世界各地で同時進行する財政拡張策とその背景
02 財政拡張策のメリットとデメリット
03 マクロ面から見た財政拡張策の課題
04 日本は巨額債務と並存する金利上昇と円安を直視すべき
第2章[米国経済]トランプ政権下で激変する経済環境
01 第二次トランプ政権の発足で一変する米国経済
02 米国経済の景気後退からの距離感
03 財政・金融政策による景気下支えと新たなリスク
04 関税政策の行方
05 米国国債、GENIUS法で流動性懸念払拭か
第3章[欧州経済]欧州連帯強化への期待とリスク
01 トランプ関税に翻弄される欧州経済
02 米国との貿易合意のインプリケーション
03 ECBの金融政策の行方
04 財政拡大への期待と不安
第4章[中国経済]内憂(不動産不況)への弱さと外患(米中摩擦)への耐性
01 2025年3月の全人代、最重点は内需拡大
02中国経済の現状と短期見通し
03不動産不況にあえぐ中国、抜本的な改革は先送り
04 「トランプ関税2・0」と中国経済の行方
05 中国経済の長期展望
第5章[新興国経済]「Gゼロ」世界の中で動き出すグローバルサウス
01 2025年の新興国経済
02 2026年の新興国経済
03 トランプ関税への対応の結果、懸念される政治不安
04 米国抜きの連携で、新たなチャンス創出を模索
第6章[日本経済①]緩やかな回復を見込むもトランプ関税に警戒
01 日本経済のメインシナリオ
02 日本経済の下振れリスク
03 物価・金融政策の見通し
第7章[日本経済②]2040年度に向けた成長実現の課題と展望
01 マイナス成長定着もある一方、+1%超の成長継続も可能
02 必要な社会保障給付の維持と保険料率の安定化を図るには
03 財政健全化には、規律強化、歳出抑制、歳入増加が重要
第8章[生成 AI]ディープシークの衝撃、米国優位は続くか
01 ディープシークショックとは
02ディープシークの発表と世界に与えた影響
03 ディープシーク後のAI技術と市場の変容
04 AI技術の応用領域にも新たな潮流が生まれる
05 技術覇権競争の激化と問われる日本の戦略
