内容紹介
「尾原はAI専門家なのに『さとなおさんの見えてる未来が見えていなかった』。この本は本当にやばい。
全マーケター・全経営者が読むべき羅針盤だと断言します!」(IT批評家:尾原和啓 氏)
「AIで武装した『世界一賢い生活者』にどうやって選んでもらうか?
この『問い』だけでも素晴らしいのに、答えはもっと素晴らしい。
本書をお勧めします。」(著作家:山口 周 氏)
・AI時代に生活者目線で「マーケティングがどう変わるか」を予測した唯一無二の書籍
・「明日の広告」「ファンベース」の著者が贈る希望の話
・長年の実践に裏打ちされた独自のファンベース理論の集大成・新フレームワークを大公開
AIの進化が日々ニュースとなり、気付けば生活やビジネスの様々なシーンで生成AIが使われ始めている昨今。AIがさらに普及して"標準装備"になったとき、生活はどうなるのか、ビジネスは、マーケティングはどうなるのか――。
そんな気になる疑問に、真っ正面から向かい合ったのが本書です。
ビジネスの"必須科目"となったAIですが、意外なことに議論の中心はAIが普及すると仕事はどう効率化できるのかといった"目先のこと"ばかり。もしくは、AIが普及するとなくなる仕事は何かといった、心配を煽るものも目立ちます。
ですが、問題の本質はそこにはありません。見るべきは、「AIによって生活者がどう変わるのか。それによって買い物やビジネス、マーケティングがどう変わるのか」であり、本書はここを徹底的に深掘りしています。
では、生活者はどう変わるのでしょうか。
答えは一つ、AIという仲間を得て、"世界一賢い生活者"になると著者は指摘します。
膨大な情報を読み込み、比較し、分析し、さらにあなたの情報までも日常的に学び取ったAIは、もはや"あなたよりあなたの買い物を理解する"存在になります。そんな相棒を誰もが持つようになったとき、今までのビジネスの常識は完全崩壊します。
買い方が変われば、売り方も変わらざるを得ません。マーケティング、ブランド、コミュニケーション、商品企画、販売促進、経営――あらゆる仕事の常識が足元から崩れてしまう。今はその戸口に立っているのです。
果たして、この新時代に企業は、そしてビジネスパーソンは、どうすれば生き残れるのか。
本書では、「2つのルート」を提示しています。
(1)AIに選ばれる「AIルート」
(2)ファンに愛され続ける「ファンルート」
あなたは、あなたのブランドは、あなたの会社は、どっちのルートを選ぶべきか。極めて具体的に、そして分かりやすく体系的に解説している"答えを提示する"1冊が本書です。
注目ポイントはまだあります。クライマックスとなる第7章です。
大企業、ベンチャー、中堅メーカー、商店街、自治体といった、異なる"6つの立場"から描かれるAI時代の物語は、あなたの未来の姿かもしれません。
絶望の末に見えた光と再生の先には……
マーケターや経営者だけでなく、全てのビジネスパーソンが読むべき"未来への羅針盤"がここにあります。
【目次】
はじめに ~マーケティングという概念ができて以来最大の事件かもしれない
第1章 「世界一賢い生活者」の誕生とBtoCの崩壊
第2章 AIルートとファンルート ~AI時代を生き抜く2つの道
第3章 AIルート ~「TRUST」と「SENSE」を実装する
第4章 巨大企業総取りとファンベースの重要性
第5章 ファンルート ~選ばれ続ける唯一の解
第6章 AI時代のシン指標「顧客幸福度」とファンベース経営
第7章 AI時代の6つの物語
おしまいに ~そして、あなたの物語へ
IT批評家 尾原和啓(おばら・かずひろ)氏も推薦!
尾原はAI専門家なのに「さとなおさんの見えてる未来が見えていなかった」。この本は本当にやばい。全マーケター・全経営者が読むべき羅針盤だと断言します!
お恥ずかしながら私は京都大学院で人工知能を研究し、2022年内閣府の新AI検討の構成員を務めたりと「買い物」という重要なファクターにAIがどう影響するかの未来地図を描くべき立場だったにも関わらず、毎日のような技術進化を学ぶ快楽溺れてしまって、本書のように生活者を深く探求することを忘れてしまった。深く深く反省している。
そういう意味も含めて、AI進化に振り回さず、生活者が買い物をAIと共に楽しめる未来の「ぶれない軸」を提供していただいた本書は「全マーケター・全経営者が共通言語としてもつべき羅針盤」だと断言できる内容だ。
正直、本書の描いた未来が来年くるのか5年後なのかは私もわからない。
最近のOpen AIの購買エージェントやブラウザーの動きをみたり、米国オンラインスーパーデリバリーのInstacartのCEOを引き抜いたりを見ると思ったより早そうだが、でもわからない。
ただ大事なことは、「必ず来るその時代にむけて、AIへのデータは今から蓄積しておかないといけないし、ファンベースを培うことは経営戦略として最重要になってくる」ということだ。
本書を早く読んでいただいて、対策を急いでいただきたい。
ただしファンベースはファンの感情に寄り添う分、ゆっくりめに実行していったほうがいい。つまり大切なのは、巻頭言である「悠々として急げ――開高健」なのである。
