内容紹介

 経産省・中小企業庁、内閣府で地域経済活性化に取り組み、デジタル庁統括官を務めた政策立案エキスパートの地方創生論。
 人口減少が進み、2100年には半減が避けられない日本。その中で、社会、経済を維持するカギは地域経済の活性化だが、「地方創生」はいまだ“掛け声倒れ”の印象が強い。様々な施策、アイデアが打ち出されながら、これまでの地方創生はなぜ大きな成果をあげられなかったのか。ネックとなってきた問題を「シャンパンタワー文化(公平を重視しすぎるおカネの分配)」「ファイナンスの視点を欠いたビジネスモデル」「モビリティ―危機を克服する戦略の不在」といった切り口で浮き彫りにし、解決策を提示する。
 特産品などを目玉に据えた「街おこし」、ゆるキャラ活用、観光振興、インバウンド対応などの「地方創生本」は多く刊行されているが、本書はデジタル・ITの活用を前提とした、より根源的な戦略推進プラットフォームの構築法を解説する。
 国・自治体の政策立案担当者、地方事業の立ち上げ・拡大を狙う大企業の企画担当者、地方財界関係者、必読の1冊。

【目次】
はじめに

序章 地域経済活性化こそが日本を救う

第1章 “シャンパンタワー”を破壊せよ

先進事例①~③

第2章 ビジネスモデルの再構築をどう進めるか

第3章 モビリティーマネジメントで壁を越える

第4章 「デジタルとウェルビーイング」が成功のカギ

終章 「現代の風土記」を紡げるか

おわりに