その本の「はじめに」には、著者の「伝えたいこと」がギュッと詰め込まれています。この連載では毎日、おすすめ本の「はじめに」と「目次」をご紹介します。今日は篠原菊紀さんの『 脳を乗っ取る感情(アイツ)からあなたを守る方法 』です。
【はじめに】
人前で、自分のプライドやアイデンティティーを傷つけられて、思わず怒りが爆発してしまった。
会社の大事なプレゼンテーションであなたが発表している最中に上司から想定外の質問が投げかけられて、パニックに陥ってしまった。
最初はやる気があったのに、いざ作業をするとなると嫌で仕方がない。「やる気スイッチ」がうまく入らず困っている。
こんな状況に陥って、つらい思いをした経験が誰にでもあるでしょう。これは、脳が“感情に乗っ取られている”状態です。
そもそも、脳に対するあなたのイメージはどんなものでしょう?
正確無比で「まじめ」な性格をイメージしますか? いろんな物事を的確に判断し、流されない、ブレないイメージでしょうか?
じつは、そんなイメージとは逆で、怒りや、喜び、憎しみ、親しみなど、いろんな感情にとても流されやすく、ブレやすいのが本当の姿です。
そもそも脳は、それらの感情に乗っ取られやすく、そしてダマされやすい側面があります。自分が思っていたよりも、簡単にダマされてしまうのです。
そんな気まぐれとも思える「脳のクセ」を見抜いておけば、やる気にさせたり、落ち込みを避けたり、嫌いなものを「好き」に変えたりと、物事をポジティブな方向へと進めることができます。
もちろん、注意点もあります。すごくやる気になっていたのが、急にしぼんでしまう。また、脳の持つ特徴として、不安を増幅させがちな面もあります。なので油断はできません。
ただ、もし負の感情に“乗っ取られた”状態だったとしても、よい感情、ポジティブなイメージで上書きができます。上書きできれば、自分が思った以上、予想以上のパフォーマンスを発揮でき、やる気が起きない状態を逆転させて急に「火が付いたように」働き出す、といったことも可能です。
もしあなたが、「こんなはずじゃなかった…」なんていう下り坂の状態にあったとしても、一気に好転させることができるかもしれません。
脳のクセを見抜き、うまく“コントロール”して、あなたを振り回す「感情」から身を守る方法をこの本で見つけてください。もう、不安や緊張、イライラ、怒り、嫌悪など負の感情とはさよならです。この本をめくって、あなたの生活を変えるきっかけにしてください。
【目次】






