その本の「はじめに」には、著者の「伝えたいこと」がギュッと詰め込まれています。この連載では毎日、おすすめ本の「はじめに」と「目次」をご紹介します。今日は金子晃之さん著、日経PC21編の 『大人気YouTuberがやさしく教えるPowerPoint超入門』 です。

【はじめに】

 ビジネスの現場で「PowerPoint(パワーポイント)」のスライドを目にする機会が増えました。ノートパソコンを持ち歩くことが珍しくなくなり、顧客や取引先にプレゼンテーションをするときはもちろん、社内の会議や打ち合わせにおいても、PowerPointの資料を画面に映し出しながら説明する姿が目立つようになっています。

 普段はWord(ワード)を使っているので、PowerPointは使ったことがない──。そんな人は食わず嫌いをせずに、触って試してみてください。PowerPointには、Wordと違う独特の作法もありますが、基本から身に付けていけば、決して難しいソフトではありません。長い文章を入力する必要があり、見栄えの工夫が難しいWordより、むしろPowerPointのほうが素早く効率的に資料を作成できます。印刷して配布する資料の作成にも、PowerPointは大いに役立ちます。

 そんなPowerPointの解説書を発行するに当たり、今回は115万人以上のチャンネル登録者に支持されているパソコン解説系YouTuberの金子晃之氏にご協力いただきました。実際の操作を動画で解説する金子氏のパソコン講座は、驚くほどやさしく丁寧で、わかりやすいものです。それを再現しつつ、紙と動画の両方で学べるように、本書を構成しました。動画で見て、わからなかった点を本書で確認する。本書で学んで、実際の動きを動画で確認する。そんな相互作用により、PowerPointのスキルが確実に身に付きます。ぜひ、パソコンでPowerPointを操作しながら、読み進めてみてください。

日経PC21編集長 田村 規雄


著者・金子晃之さんの本書紹介動画をご覧いただけます

【目次】

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