その本の「はじめに」には、著者の「伝えたいこと」がギュッと詰め込まれています。この連載では毎日、おすすめ本の「はじめに」と「目次」をご紹介します。今日はデイビッド・セインさん、マーク・スプーンさんの『 プレゼンテーションの英語表現 』です。

【はじめに】

 いまやプレゼンテーションは、ビジネスパーソンにとってかかせないスキルの1つになっています。ビジネスの国際化がますます進行する中、国際ビジネスの共通語である英語でプレゼンテーションをする機会も増えています。

 日本人にとって、英語でプレゼンテーションをすることには2つのハードルがあります。1つはプレゼンテーション自体についての知識の欠如です。そしてもう1つは語学力の欠如です。

 プレゼンテーションについての知識は、かなりの部分が実戦経験から得られるものです。まずは失敗を怖れず、経験を積んで慣れていくようにしましょう。語学力に関しては、もちろん基本的な英語力が不可欠であることは言うまでもありませんが、プレゼンテーション独特の英語表現を身につけることも大変重要です。

 本書には3つの特長があります。

 第一に、本書はプレゼンテーションで実際に使うことを想定した数多くの例文を収録していますが、同じ内容を、状況やフォーマル度などの違いによって、複数の異なった英文で表現してあります。これにより、さまざまなシチュエーションに対応できるようになります。

 第二に、本書は実際のプレゼンテーションの流れに沿って構成してありますので、通読することで、プレゼンテーションの大まかな流れをつかむことができます。また、細かな分類で状況・目的に応じた必要な表現を素早く見つけられるでしょう。

 第三に、本書には実際のビジネス経験から得られた知識に基づいたアドバイスをコラムとして収録してありますので、ぜひ参考にしてみてください。プレゼンテーションをソツなくこなすためのコツや、日本人が特に注意すべき点など、実戦的な知識を得ることができます。

 1人でも多くの人が本書を活用され、英語プレゼンテーションに必要な表現をマスターし、自信を持ってプレゼンテーションに臨むことができるようになれば、著者としてこれ以上の幸せはありません。

2004年11月
デイビッド・セイン
マーク・スプーン


【目次】

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