4月23日はサン・ジョルディの日。本を贈り合うこの記念日に合わせて、日経BOOKプラス編集のメンバーがそれぞれのお薦めの本を自由気ままに語ってみる。そんな企画が毎年の恒例となりました。それぞれがどんなときに手に取り、読んで、どう思ったのか。そんな編集部員のエピソードが、皆さんの新しい本との出合いのきっかけになれば幸いです。今回も、あみだくじで決まった順番でお届けします。

長野洋子が「贈りたい本」/「待てない」あなたへ

『「待つ」ということ』 鷲田清一著、角川選書

 最近の私は、あまり待てません。例えば、コンビニのレジでお金を払ったら商品を受け取らずに店を出る。帰宅時、家に帰ってからやることを考えていたら気がせって、降りた駅の自動改札機に自宅のカギをピッとしてしまう。子どもに質問して回答がくる前に次の質問をしている。ああ、なんてせっかちなのでしょうか。

 でも、自分ではどうにもならない事案が立て続けに発生したとき、自分が「待てない」がゆえに事態が悪化していることに気づいたのです。そんなとき、救いを求めて手に取ったのが、この 『「待つ」ということ』(鷲田清一著、角川選書) です。

『「待つ」ということ』 鷲田清一著、角川選書/画像クリックでAmazonページへ
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 哲学者の鷲田清一さんが、さまざまな分野の本や演劇、論文やエッセーを読み解きながら、いろいろな角度で「待つということ」を見つめ、ああでもないこうでもないと揺れつつ、“哲学して”言い換えていきます。ただ…哲学というのは、じっくり時間をかけて足したり引いたりして味わいを深めていく作業です。読んですぐ答えが見つかるものではありません。「待てない」私は途方に暮れました。

 そこで、リビングの積ん読コーナーの一番手前に本を置き、『「待つ」ということ』というタイトルが常に目に入るようにしました。以前、糸井重里さんのインタビューで聞いた「本は、置いておくだけで沁(し)みる」作戦です。

 ままならないことが起きてイライラ、ヤキモキしたら、とりあえずこの本を見つめてタイトルを唱える。すると気持ちが落ち着きます。落ち着いたら本を開いて少しずつ読み進め、ふむ、なんて考えてみる。まるでお札のような効用です。

 そもそも私は何を待っているのか。期待しすぎていないか。待つほうもつらいが待たれるほうもつらいのだ。「待つ」から解放されたときに得られるものとは…。読むとさらに沁みてきます。「『聴く』ことは『待つ』こと」という言葉がじんわり沁みる一方で、「言葉を迎えにゆくのは『聴く』の最悪のかたち」という言葉は沁みすぎて痛さもある。

 「待つ」ことが苦手な人、結果を求められ、求めてしまう人、自分の力でどうにもならないことに心を消耗しがちな人は、試しに積ん読から始めてみてもいいかもしれません。

長野洋子

市川史樹が贈る本/球児の成長と親の子離れに思いをはせる

『アルプス席の母』 早見和真著、小学館

『アルプス席の母』 早見和真著、小学館/画像クリックでAmazonページへ
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 早見和真さんの 『アルプス席の母』(小学館) をお薦めします。早見さんの作品は新刊が出るたびに読んでいますが、『アルプス席の母』は、早見さんのデビュー作『ひゃくはち』以来、高校野球を題材としています。

 『ひゃくはち』は、強豪校の補欠部員の思いをテーマにしていましたが、今回は球児の母親目線から描いた作品です。主人公はシングルマザーの菜々子。一人息子の航太郎は神奈川のシニアリーグのエースとして活躍、数々のスカウトのなかから大阪の新興私立高校に進学します。

 早見さん自身が名門・桐蔭学園野球部の出身ということもあってか、生徒や親たちの気持ち、スカウトや進学先選び、野球部での日々、寮生活、保護者会、あしき慣習…、すべてがリアルです。

 決して順調とはいえない野球部での日々を通じて、航太郎は成長。「一番よく分かっている」はずだったのに、親が知らない顔を見せるようになり、そして菜々子自身も、自らの生き方を考えるようになります。球児の成長を描いた物語であると同時に、親の子離れ物語、成長の物語でもあります。

 読み始めると止まりません。読了してすぐに「今年の本屋大賞はこれだ!と思いました(結果は2位)。特に高校野球好きや、現在、我が子が野球やサッカーなどをやっている方は、仕事や家庭生活にも支障が出ると思われるので、少し時間が取れる時に読み始めることをお薦めします。

市川史樹

茂木拓朗が「贈りたい本」/犬派も猫派も読んだらたちまち手を取り合う科学エッセー集

『寺田寅彦随筆集』全五巻 寺田寅彦著、小宮豊隆編、岩波書店

 人類を対立に導く要因はさまざまなものが挙げられますが、犬派か猫派を巡る争いはその一つに数えられるのではないでしょうか。私は断然犬派に属していますが、『 寺田寅彦随筆集(岩波書店) 』を読むと、猫派に寝返ってしまいたくなります。それは、寺田寅彦の芸術的文才・科学的精神に魅惑されたからです。

『寺田寅彦随筆集』全五巻 寺田寅彦著、小宮豊隆編、岩波書店 (写真は第2巻)/画像クリックでAmazonページへ
『寺田寅彦随筆集』全五巻 寺田寅彦著、小宮豊隆編、岩波書店 (写真は第2巻)/画像クリックでAmazonページへ

 寺田は20世紀前半の日本を代表する物理学者で、東京大学で研究をしていました。科学者としての顔を持つ寺田ですが、夏目漱石の弟子の一人であり、文筆家としても活躍しています。『吾輩は猫である』に登場する科学者は寺田がモデルになっているといわれ、寺田と漱石の親交は深かったそうです。そんな寺田が執筆した随筆集では、科学者がいかに思考し、日常を送っているか、平明な文章でつづられています。

 なかでも私が特に好きな随筆が「ねずみと猫」などの一連の猫作品です。寺田家に猫がすみ着くところから話が始まり、徐々に家族として溶け込んでいく風景を描写しています。猫をなでるとゴロゴロと鳴くという実験をするのは「四十幾歳の今が始めて」だと述べ、どうしたらこの音が出るのかと物理学的な考察をする。そうかと思えば、猫を擬人化し、家族になっていく過程をうまく描写する。

 「月がさえて風の静かなこのごろの秋の夜に、三毛と玉(たま)とは縁側の踏み台になっている木の切り株の上に並んで背中を丸くして行儀よくすわっている。そしてひっそりと静まりかえって月光の庭をながめている」姿を見て、寺田は幽寂(ゆうじゃく)が胸に染みると述べています。私も猫を自宅に迎えて、その姿を拝見したいところです。

 猫の作品だけではなく、コーヒー哲学、日本語と外国後の単語の類似性を統計学で処理する話、映画評論、旅行記、漱石の回顧録など、さまざまな随筆を楽しめます。

 論理的思考がはやると、次はアート思考が登場するなど、思考ですらはやり廃りが激しく、どうすればいいか迷ってしまいます。寺田の生き方はどちらをとるわけではありません。自らの興味を引くものをとらえ、科学的批判力で洞察し、芸術的感性で素晴らしい随筆に昇華させてしまう。はやりに踊らされない彼の生き方を見習いたくなります。

 科学者の頭の中を解剖しながら読み進める、新鮮な読書体験を提供してくれる随筆集です。

茂木拓朗

細谷和彦が贈る本/海外旅行への再チャレンジはこの本から

『3日もあれば海外旅行』 吉田友和著、光文社新書

『3日もあれば海外旅行』 吉田友和著、光文社新書/画像クリックでAmazonページへ(リンク先はkindle版)
『3日もあれば海外旅行』 吉田友和著、光文社新書/画像クリックでAmazonページへ(リンク先はkindle版)

 外出などが制限されていて、個人的には苦しかったコロナ禍。あのころは、とにかく家に籠もって、いつまでも慣れないオンラインで会議をしたり、家の中で階段を走ったり、ビール腹になったりと、ひたすらインナー生活を過ごしていました。いつまでこんな時代が続くのだろうと当時は闇の中でしたが、今はやっと自由に海外旅行にいけるようになりました…にもかかわらず、増えるのはインバウンドの旅行者ばかりで、日本人の海外旅行者数はまだまだ伸び悩んでいるようです。

 旅行と野球とランニングを趣味の3本柱にしている私は、以前は隙あれば海外に出かけていました。金曜日の夜に成田から出発して、フランス・パリに到着後、日曜日にマラソン大会に出てその夜はワインで打ち上げ、火曜日の朝には出社――ということもありました。月曜日一日だけしか休んでないよ、という体裁で。エンゼルス1年目の春に大谷を見に行ったときも、弾丸だったなあ。香港なら一泊二日ということもありました。

 そんな週末旅行を繰り返していた私にとって、この本はそういったノウハウを再認識した本といえます。まず、弾丸な旅は、パッケージツアーにはほぼありません。一方で短い旅程だからこそ、見るものは確実に見たい。この本では予定の立て方からマイルの活用法まで、一通りを解説しています。

 思えば、子どもが小さいときに海外ツアーに参加し、ツアーの行程から取り残されたことがありました。子どもを連れてバスから出るときにグズグズして、添乗員に見事に置き去りにされたのです。その日からこれまで、私(我が家)はツアーには参加していません。いまは、行きたいときに行きたいところ、食べたいときに食べたいもの、を謳歌しています。

 年齢を重ねると、「あと何回旅に行けるかな」と思うこともしばしば。一方で仕事も責任が重くなるころ。

 旅の行程作りは、実は仕事のプロジェクト作りに似ていて、この日にこれをやって、ここまでに終える、など、仕事上の遂行能力も身につくと思っています。また旅の途中でも、しばしばうまくいかないことがあって、それをどうやって立て直すかを考えることで、臨機応変の力が身につくはずです。

細谷和彦

桜井保幸が贈る本/誰も「死」にはあらがえない

『ノー・カントリー・フォー・オールド・メン』 コーマック・マッカーシー著、黒原俊行訳、ハヤカワepi文庫

 月に一度、 「この街に、この本屋さん」 という連載を担当しています。店長や店員の方にお薦め本を挙げてもらい、紹介しているのですが、どれも自分で読んで面白く読めました。薦められなかったら手に取らなかった本ばかりで、読書の世界がどんどん広がります。 『ノー・カントリー・フォー・オールド・メン』 は中でも極めて衝撃的で、心に突き刺さった小説です。高松の「本屋ルヌガンガ」店長、中村勇亮さんに教えてもらいました。

『ノー・カントリー・フォー・オールド・メン』 コーマック・マッカーシー著、黒原俊行訳、ハヤカワepi文庫/画像クリックでAmazonページへ
『ノー・カントリー・フォー・オールド・メン』 コーマック・マッカーシー著、黒原俊行訳、ハヤカワepi文庫/画像クリックでAmazonページへ

 この作品は『ノーカントリー』(コーエン兄弟監督)という映画にもなったので、ご存じの方も多いかと思います。映画の世界観も小説と同様ですが、小説のほうがせりふやディテールを味わえるので、小説から読むことをお薦めします。

 ネタバレにならないように内容を簡単に言うと、とんでもない殺人者シガーが出てきて次々と人をあやめる物語です。いったんシガーに目をつけられたら、誰も逃れられません。私はこのシガーという殺し屋は、まるで落語『死神』に出てくる死神みたいというか、「死のメタファー」だと思いました。あるいはこの世に「絶対悪」があるとしたら、シガーのような存在かもしれないと。

 この小説のもう一つの魅力は、シガーを追いかける保安官ベルの一人語りです。例えば次のような内容です。

 1930年代にアメリカ中の学校に送られたアンケートの回答用紙が見つかった。当時の先生が一番の問題と答えたのは、子どもたちが教室で私語をしたり、ガムをかんだり、友達の宿題を丸写ししたりといったことだった。40年後同じ用紙をコピーして同じ学校に送った。すると返ってきたのはこんな回答だった。レイプ、放火、殺人、麻薬、自殺。おれは考えてしまった。というのは世の中どんどん悪くなっていくとおれが言うたびにみんなはにやにやしてもう年だよねというようなことを言うからだ。しかし、教室でガムをかむこととレイプや殺人との違いがわからんようでは、ちょっと困ったことだと思うわけだ。

 小説なので実際のアメリカとは違うでしょうが、妙な現実味を感じました。私はいろいろな国のミステリー小説を読むのが好きです。ミステリーにはその国の社会の空気が反映されています。今の日本はここまでではないでしょうが、30年後、40年後には近づいていくかもしれないと、「オールド・メン」の一人として心配になりました。

桜井保幸

小谷雅俊が「贈りたい本」/注目の著者が描く圧倒的リアリティー

『サーキット・スイッチャー』 安野貴博著、ハヤカワ文庫JA

 このままAI(人工知能)などのテクノロジーが発展した未来はどうなるのか。SF映画やアニメを見たり、SF小説を読んだりしながら、よく想像します。『 サーキット・スイッチャー 』(安野貴博著、ハヤカワ文庫JA)もそんな未来を見せてくれます。

『サーキット・スイッチャー』安野貴博著、ハヤカワ文庫JA/画像クリックでAmazonページへ
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 舞台は2029年、自動運転車が急速に普及した日本。自動運転アルゴリズムを開発するベンチャー企業の若き社長がある日、自分の自動運転車の中で何者かに襲撃され、監禁されてしまいます。犯人は社長を尋問する様子を全世界に配信しながら、驚きの要求を突きつけます――。

 最後までハラハラする展開で、犯人の狙いを探る謎解きを楽しめるのはもちろん、自動運転車のアルゴリズムがはらむ倫理的な問題を鋭く突いており、ハッとさせられます。自動運転車がたくさん走り回る社会はどのようなものなのか。そして、どんな問題が起きるのか。シミュレーションするために格好の作品です。

 著者は東京大学・松尾豊研究室出身のAIエンジニアで、2024年の東京都知事選挙に出馬して話題を集めた安野貴博さん。本書で第9回ハヤカワSFコンテスト優秀賞を受賞し、小説家としての才能も発揮しています。著者の専門分野を考えると、本書の圧倒的なリアリティーに納得です。SF小説としても、AIがもっと普及した未来を想像するためにも、読み応えのある一冊です。

小谷雅俊

黒田琴音が「贈りたい本」/すさんだ心を癒やしてくれる歌集

『太陽帆船(たいようはんせん)』 中村森著、千種創一監修、KADOKAWA

 「やることなすこと、うまくいかない」「足元ばかり毎日見ている」「ケンカ別れをしてしまった」…といった悩みを抱えている方に贈りたいのが、歌集『 太陽帆船(たいようはんせん) 』(中村森著、千種創一監修、KADOKAWA)です。

『太陽帆船(たいようはんせん)』 中村森著、千種創一監修、KADOKAWA/画像クリックでAmazonページへ
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 悩んでいても誰かに打ち明けられない時もあると思います。そんな時に心を支えてくれる歌がちりばめられているのが本歌集です。例えば…

星空は冠として煌めいて他者の正しさを借りずに生きる

p.11


 というように。

 また、悩んでいる時は精彩を欠きがちですが、中村さんの目を通して、世界の美しさを取り戻していくこともできるでしょう。

好きな人が幸福である嬉しさよ全ての四季の花が香って

p.68


 こうして世界の美しさを再発見したとて、今度は「生きる」という現実に直面します。そして、生きていれば、必然的に出会いと別れを繰り返すことになります。

 特に二度と会えないという別れは何度体験してもつらいし、なかなか立ち直れないものです。それでも、中村さんの歌で、少なくとも私は救われました。

別れても会えなくなっても見えずとも一度出会えばずっと祝祭

p.8


 『太陽帆船』はその名のとおり、太陽に向かって帆を張り、航行する船そのものです。一緒にこの船、乗りませんか?

黒田琴音

常陸佐矢佳が贈る本/自分で自分を上手にケアする方法

『セルフケアの道具箱~ストレスと上手につきあう100のワーク』 伊藤絵美著、晶文社

『セルフケアの道具箱~ストレスと上手につきあう100のワーク』 伊藤絵美著、晶文社 画像クリックでAmazonページへ
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 新年度が始まって1カ月が過ぎようとしています。慣れない仕事に奮闘中の人も、新しい仲間をドキドキしながら受け入れている人も、不安や緊張を感じやすい時期ではないでしょうか。

 日経BOOKプラスも今月、創刊3周年を迎えました。皆さんに親しんでもらえるサイトに成長したことはうれしい限りですが、創刊前後のこの季節を振り返ると、疲労からの回復にてこずっていたことを思い出します。そんな折、近所の書店でたまたま手に取ったのが、セルフケアについての考え方と技法が分かりやすく紹介されたこの本でした。

 著者は臨床心理士、公認心理師でカウンセリング歴約30年の経験を持ち、本書は2020年の初版以来、増刷を重ねるロングセラーとなっています。この書籍の魅力は、ストレスマネジメントや認知行動療法、コーピングなどの理論をベースとしつつも、専門用語を極力使わずに読みやすい文章で伝えようとしている点です。著者自身が家族のケアに追われる中で体調を崩し、「セルフヘルプができるよう、自分を応援できるよう」に執筆したという通り、弱っている読み手への配慮がよく伝わってきます。細川貂々さんの温かみのあるイラストも、心を和ませる要素の一つです。

 10章構成の本書では、「とりあえず、落ち着く」「誰かとつながる」「ストレッサーに気づいて書き出す」などの各章に10個ずつ、合計100個のワークが紹介されています。目次から気になるワークのページを開いて、取り組んでみるのも良いでしょう。

 私のお気に入りは、「気晴らしになる行動をたくさん用意しておく」で、散歩や書店めぐり、ストレッチなど「楽しいこと」を書き出して、使える時間に合わせて毎日どれかを実践するというものです。また、「やわらかいものやふわふわしたものをなでる」も効果的で、飼い猫に協力を仰いで意識的に試してみました。

 「メンタルの不調から回復する近道は、自分で自分を上手にケアすること」と著者は言います。この本を活用して、自分に効くストレス対処法を見つけておくことは、キャリアの勝負時やチャレンジにひるまず向かっていくための「お守り」にもなりそうです。なお、能登半島地震の際には「メンタルの不安を抱えている方々の役にたてれば」と思いから、本書の一部が版元によって無料公開されました。変化のときを上手に乗り越え、心身の健康を保ちたいすべての人にお薦めの良書です。

常陸佐矢佳

写真/スタジオキャスパー