1冊10分で読める書籍要約サービス「flier(フライヤー)」では現在3300冊以上の要約を提供、企業向けの「法人版」を通して多くのビジネスパーソンに活用されています。さて、どんな人が、どんな本の要約にアクセスしているのか。2023年8月の「年代別」ランキングを算出しました。「今、読んでおくべき本」を選ぶ際に、ぜひお役立てください。

 書籍要約サービス「flier」の2023年8月「年代別」ランキングです(対象期間:2023年8月1日~31日)。20代、30代、40代、50代、60代で、それぞれトップ10を算出しました。

■20代
順位 書籍名 著者名 出版社名
1 週末朝活 超リフレッシュ&充実の自分づくり 池田千恵 三笠書房
2 センスは知識からはじまる 水野学 朝日新聞出版
3 ネガティブ思考こそ最高のスキル オリバー・バークマン(著)、下隆全(訳) 河出書房新社
4 頭に来てもアホとは戦うな!賢者の反撃編 田村耕太郎 朝日新聞出版
5 マンガでわかる!気分よく・スイスイ・いい方向へ「自分を動かす」技術 ゆうきゆう(著)、Jam(イラスト) 三笠書房
6 神時間力 星渉 飛鳥新社
信用2.0 自分と世界を変える「最重要資産」 堀江貴文 朝日新聞出版
8 「すぐやる」よりはかどる! 仕事を「短くやる」習慣 山本大平 クロスメディア・パブリッシング
9 君たちはどう生きるか 吉野源三郎 岩波書店
10 残酷すぎる人間法則 9割まちがえる「対人関係のウソ」を科学する エリック・バーカー(著)、橘玲(監修)、竹中てる実(訳) 飛鳥新社
9000人を調べて分かった腸のすごい世界 強い体と菌をめぐる知的冒険 國澤純 日経BP
■30代
順位 書籍名 著者名 出版社名
1 週末朝活 超リフレッシュ&充実の自分づくり 池田千恵 三笠書房
2 センスは知識からはじまる 水野学 朝日新聞出版
3 頭に来てもアホとは戦うな!賢者の反撃編 田村耕太郎 朝日新聞出版
4 忙しすぎるリーダーの9割が知らない チームを動かす すごい仕組み 山本真司 PHP研究所
5 信用2.0 自分と世界を変える「最重要資産」 堀江貴文 朝日新聞出版
6 できる人は必ず知っている 一流の自分の魅せ方 安田正 三笠書房
7 神時間力 星渉 飛鳥新社
8 マンガでわかる!気分よく・スイスイ・いい方向へ「自分を動かす」技術 ゆうきゆう(著)、Jam(イラスト) 三笠書房
9 残酷すぎる人間法則 9割まちがえる「対人関係のウソ」を科学する エリック・バーカー(著)、橘玲(監修)、竹中てる実(訳) 飛鳥新社
10 ネガティブ思考こそ最高のスキル オリバー・バークマン(著)、下隆全(訳) 河出書房新社
■40代
順位 書籍名 著者名 出版社名
1 頭に来てもアホとは戦うな!賢者の反撃編 田村耕太郎 朝日新聞出版
2 センスは知識からはじまる 水野学 朝日新聞出版
3 週末朝活 超リフレッシュ&充実の自分づくり 池田千恵 三笠書房
4 忙しすぎるリーダーの9割が知らない チームを動かす すごい仕組み 山本真司 PHP研究所
5 信用2.0 自分と世界を変える「最重要資産」 堀江貴文 朝日新聞出版
6 残酷すぎる人間法則 9割まちがえる「対人関係のウソ」を科学する エリック・バーカー(著)、橘玲(監修)、竹中てる実(訳) 飛鳥新社
7 人生後半の戦略書 ハーバード大教授が教える人生とキャリアを再構築する方法 アーサー・C・ブルックス(著)、木村千里(訳) SBクリエイティブ
8 ネガティブ思考こそ最高のスキル オリバー・バークマン(著)、下隆全(訳) 河出書房新社
9 マンガでわかる!気分よく・スイスイ・いい方向へ「自分を動かす」技術 ゆうきゆう(著)、Jam(イラスト) 三笠書房
できる人は必ず知っている 一流の自分の魅せ方 安田正 三笠書房
■50代
順位 書籍名 著者名 出版社名
1 頭に来てもアホとは戦うな!賢者の反撃編 田村耕太郎 朝日新聞出版
2 週末朝活 超リフレッシュ&充実の自分づくり 池田千恵 三笠書房
3 センスは知識からはじまる 水野学 朝日新聞出版
4 忙しすぎるリーダーの9割が知らない チームを動かす すごい仕組み 山本真司 PHP研究所
5 人生後半の戦略書 ハーバード大教授が教える人生とキャリアを再構築する方法 アーサー・C・ブルックス(著)、木村千里(訳) SBクリエイティブ
6 残酷すぎる人間法則 9割まちがえる「対人関係のウソ」を科学する エリック・バーカー(著)、橘玲(監修)、竹中てる実(訳) 飛鳥新社
7 信用2.0 自分と世界を変える「最重要資産」 堀江貴文 朝日新聞出版
8 マンガでわかる!気分よく・スイスイ・いい方向へ「自分を動かす」技術 ゆうきゆう(著)、Jam(イラスト) 三笠書房
9 神時間力 星渉 飛鳥新社
10 ネガティブ思考こそ最高のスキル オリバー・バークマン(著)、下隆全(訳) 河出書房新社
■60代
順位 書籍名 著者名 出版社名
1 人生後半の戦略書 ハーバード大教授が教える人生とキャリアを再構築する方法 アーサー・C・ブルックス(著)、木村千里(訳) SBクリエイティブ
2 センスは知識からはじまる 水野学 朝日新聞出版
3 頭に来てもアホとは戦うな!賢者の反撃編 田村耕太郎 朝日新聞出版
4 信用2.0 自分と世界を変える「最重要資産」 堀江貴文 朝日新聞出版
5 この1冊ですべてわかる 新版 マネジメントの基本 手塚貞治(編著)、浅川秀之、安東守央、岡田匡史、吉田賢哉(著) 日本実業出版社
6 週末朝活 超リフレッシュ&充実の自分づくり 池田千恵 三笠書房
7 残酷すぎる人間法則 9割まちがえる「対人関係のウソ」を科学する エリック・バーカー(著)、橘玲(監修)、竹中てる実(訳) 飛鳥新社
8 人生の道しるべになる 座右の寓話 戸田智弘 ディスカヴァー・トゥエンティワン
9000人を調べて分かった腸のすごい世界 強い体と菌をめぐる知的冒険 國澤純 日経BP
10 マンガでわかる!気分よく・スイスイ・いい方向へ「自分を動かす」技術 ゆうきゆう(著)、Jam(イラスト) 三笠書房

「週末の余白」に若者層が注目

 この8月、全世代でランクインした6作のうち、40代、50代で1位となったのは『頭に来てもアホとは戦うな!賢者の反撃』(田村耕太郎著、朝日新聞出版)。シリーズ累計80万部突破のベストセラーとなった前作から「8年ぶりの新刊」で、「他人に振り回されず、自分の人生を取り戻すための戦略」を説きます。30代、60代でも3位、20代でも4位と、幅広い層で高い支持を集めました。

 20代、30代で1位となったのは『週末朝活 超リフレッシュ&充実の自分づくり』(池田千恵著、三笠書房)。2009年にベストセラー『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!』を著し「朝活の第一人者」と評される著者が、週末の朝の“余白”を心身のリフレッシュに生かす「週末朝活」をキーワードに掲げて59の提案をしています。考えてみれば、20代は社会人生活をコロナ禍でスタート、そもそもが「非常時対応」的で「余裕を持って時間を生かす」という発想には至りにくかったのでは。本書の提案は「自分らしい時間の使い方」を新鮮な目で模索する若者層のニーズにピタリと合ったのかもしれません。

「人生前半の成功」をいかに抜け出すか

 他方、20代、30代ではランク外ながら、40代で7位、50代で5位、60代で1位と年代が上がるごとに支持を高めたのが『人生後半の戦略書 ハーバード大教授が教える人生とキャリアを再構築する方法』(アーサー・C・ブルックス著、SBクリエイティブ)でした。著者はハーバード・ビジネス・スクール教授(マネジメント経営実践)、12冊の著作を持つベストセラー作家、『アトランティック』誌で「人生の築き方」を連載中の人気コラムニストなど多彩な顔を持ち、「幸福」について研究する社会学者。人生前半の成功法則からいかに抜け出し、充実した人生後半をいかに生きるか、丁寧に説いています。

 『センスは知識からはじまる』(水野学著、朝日新聞出版)も50代で3位、その他の全年代で2位と幅広く高い支持を集めました。「センスは特別な人だけに備わった才能ではない」と明言する著者は「くまモン」を手がけた著名クリエイティブディレクター。知識を蓄積してセンスを磨くための方法を分かりやすく説く本書は2014年刊で、長きにわたり色あせない説得力にうならされます。

(写真:maru54/stock.adobe.com)
(写真:maru54/stock.adobe.com)
2023年8月 必読の1冊 from flierランキング

『週末朝活』

池田千恵(著)
三笠書房
847円(税込み)
2023年4月20日刊

<おすすめポイント>

 「早起きしたくても、仕事で疲れてなかなかできない」「朝活に興味があるけど忙しいから無理」という人は多いのではないだろうか。昨今はタイムパフォーマンスの観点からも、「朝の時間を有意義に使いたい」というビジネスパーソンが増えている。しかし、さまざまな事情から挫折してしまう人も少なくない。

本書は、そんな忙しいビジネスパーソンにうってつけの一冊だ。「毎日は難しくても、週末だけ朝早く起きてみよう!」という嬉しい提案に加え、「週末朝活」の極意がぎゅっと詰まっている。

本書の著者は「朝活の第一人者」である池田千恵氏だ。著者はこれまで数々の朝活本を出版してきたが、本書は「週末の朝だからこそしたいこと・効果があること」にフォーカスしている。平日の朝はどうしても気忙しくなってしまうが、週末はゆったりと自由な気持ちですごすことができる。どんなに疲れたりストレスが溜まったりしていても、週末の朝に「自分のための自由で豊かな時間」があると思うと頑張れるのではないだろうか。

本書が提案する「週末朝活」は、夢や将来の目標を考える、朝日を浴びてエネルギーチャージをする、1週間の「やりたいこと」を書き出すなど、ひとりで気軽に始められるものばかりだ。現代はいつもどこでも誰かとつながることができる。だからこそ、週末の朝だけでも自分とじっくり向き合い、自分の人生の「作戦タイム」にしてみてはいかがだろうか。
(ライター:矢羽野晶子)

リンク>>『週末朝活』| 本の要約サイト flier

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