1冊10分で読める書籍要約サービス「flier(フライヤー)」では現在3300冊以上の要約を提供、企業向けの「法人版」を通して多くのビジネスパーソンに活用されています。さて、どんな人が、どんな本の要約にアクセスしているのか。2023年9月の「年代別」ランキングを算出しました。「今、読んでおくべき本」を選ぶ際に、ぜひお役立てください。

 書籍要約サービス「flier」の2023年9月「年代別」ランキングです(対象期間:2023年9月1日~30日)。20代、30代、40代、50代、60代で、それぞれトップ10を算出しました。

■20代
順位 書籍名 著者名 出版社名
1 瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。 荒木俊哉 SBクリエイティブ
2 仕事で「ミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣 藤井美保代 明日香出版社
3 1年で億り人になる 戸塚真由子 サンマーク出版
4 キャリアづくりの教科書 徳谷智史 NewsPicksパブリッシング
5 週末朝活 超リフレッシュ&充実の自分づくり 池田千恵 三笠書房
6 あの日、選ばれなかった君へ 新しい自分に生まれ変わるための7枚のメモ 阿部広太郎 ダイヤモンド社
7 「誰かのため」に生きすぎない 藤野智哉 ディスカヴァー・トゥエンティワン
8 なんで会社辞めたんですか? 高橋弘樹、日経テレ東大学(編著) 東京ニュース通信社
9 女性部下や後輩をもつ人のための1on1の教科書 池原真佐子 日本実業出版社
10 お金以前 土屋剛俊 日経BP
■30代
順位 書籍名 著者名 出版社名
1 瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。 荒木俊哉 SBクリエイティブ
2 仕事で「ミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣 藤井美保代 明日香出版社
3 キャリアづくりの教科書 徳谷智史 NewsPicksパブリッシング
4 1年で億り人になる 戸塚真由子 サンマーク出版
5 やる気ゼロからフローに入る 超・集中ハック 伊庭正康 明日香出版社
6 女性部下や後輩をもつ人のための1on1の教科書 池原真佐子 日本実業出版社
7 なんで会社辞めたんですか? 高橋弘樹、日経テレ東大学(編著) 東京ニュース通信社
8 カゴメの人事改革 戦略人事とサステナブル人事による人的資本経営 有沢正人、石山恒貴 中央経済グループパブリッシング
あの日、選ばれなかった君へ 新しい自分に生まれ変わるための7枚のメモ 阿部広太郎 ダイヤモンド社
10 あなたの「言語化」で部下が自ら動き出す 「紙1枚!」マネジメント 浅田すぐる 朝日新聞出版
■40代
順位 書籍名 著者名 出版社名
1 瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。 荒木俊哉 SBクリエイティブ
2 仕事で「ミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣 藤井美保代 明日香出版社
3 1年で億り人になる 戸塚真由子 サンマーク出版
4 キャリアづくりの教科書 徳谷智史 NewsPicksパブリッシング
5 女性部下や後輩をもつ人のための1on1の教科書 池原真佐子 日本実業出版社
6 なんで会社辞めたんですか? 高橋弘樹、日経テレ東大学(編著) 東京ニュース通信社
7 「誰かのため」に生きすぎない 藤野智哉 ディスカヴァー・トゥエンティワン
8 あなたの「言語化」で部下が自ら動き出す 「紙1枚!」マネジメント 浅田すぐる 朝日新聞出版
9 やる気ゼロからフローに入る 超・集中ハック 伊庭正康 明日香出版社
考える。動く。自由になる。 15歳からの人生戦略 工藤勇一 実務教育出版
■50代
順位 書籍名 著者名 出版社名
1 瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。 荒木俊哉 SBクリエイティブ
2 仕事で「ミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣 藤井美保代 明日香出版社
3 1年で億り人になる 戸塚真由子 サンマーク出版
4 脳の闇 中野信子 新潮社
5 キャリアづくりの教科書 徳谷智史 NewsPicksパブリッシング
6 カゴメの人事改革 戦略人事とサステナブル人事による人的資本経営 有沢正人、石山恒貴 中央経済グループパブリッシング
7 お金以前 土屋剛俊 日経BP
「誰かのため」に生きすぎない 藤野智哉 ディスカヴァー・トゥエンティワン
9 女性部下や後輩をもつ人のための1on1の教科書 池原真佐子 日本実業出版社
10 あの日、選ばれなかった君へ 新しい自分に生まれ変わるための7枚のメモ 阿部広太郎 ダイヤモンド社
■60代
順位 書籍名 著者名 出版社名
1 1年で億り人になる 戸塚真由子 サンマーク出版
2 瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。 荒木俊哉 SBクリエイティブ
3 仕事で「ミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣 藤井美保代 明日香出版社
4 不老脳 和田秀樹 新潮社
5 考える。動く。自由になる。 15歳からの人生戦略 工藤勇一 実務教育出版
6 脳の闇 中野信子 新潮社
7 「誰かのため」に生きすぎない 藤野智哉 ディスカヴァー・トゥエンティワン
8 キャリアづくりの教科書 徳谷智史 NewsPicksパブリッシング
9 最後はなぜかうまくいくイタリア人 宮嶋勲 日本経済新聞出版 日経BP
10 怪獣人間の手懐け方 箕輪厚介 クロスメディア・パブリッシング(インプレス)

「キャリア流動化時代」に必要なこととは

 この9月、全年代でランクインしたのは4作でした。

 20代~50代で1位、60代で2位と、幅広い年代で高い支持を集めたのが『瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。』(荒木俊哉著、SBクリエイティブ)。世界三大広告賞をはじめ国内外20以上のアワードを受賞した電通トップコピーライターである著者が、「言語化力」を鍛えるための独自メソッドを公開しています。

 20代~50代で2位、60代で3位となったのが『仕事で「ミスをしない人」と「ミスをする人」の習慣』(藤井美保代著、明日香出版社)。目次から一例を挙げると「ミスをしない人はダブルチェックを疑い、ミスをする人はダブルチェックして安心する」。ドキリとした人も多いのでは? ほかにも様々な状況で、ミスをする人としない人とを対比しながら「ミス防止のために日々の中で取り組める工夫や習慣」について分かりやすく解説しています。

 『キャリアづくりの教科書』(徳谷智史著、NewsPicksパブリッシング)は、数多くの企業変革に取り組み、NewsPicksキャリア分野プロフェッサーなども務める著者が、「キャリア流動化時代に必要なすべてを詰め込んだ」という1冊。「転職、異動、産育休」といったキャリアづくりに関するトピックスへの当事者意識や関心の高さを反映してか、30代で最上位の3位、20代と40代で4位にランクインしました。「転身」をテーマにした作品としては『なんで会社辞めたんですか?』(高橋弘樹、日経テレ東大学編著、東京ニュース通信社)も、20代~40代でランクインしています。

「女性社員との1on1」に必要なこととは

 『1年で億り人になる』(戸塚真由子著、サンマーク出版)は、資産構築コンサルタントとしてさまざまな生徒を資産1億円以上の「億り人」にしてきたという著者が、その手法を公開。20代、40代、50代で3位、30代で4位、中でも60代では1位を占めました。「お金」関連では『お金以前』(土屋剛俊著、日経BP)が20代で10位、50代で7位に入っています。

 60代のランキングを改めて眺めてみると、『不老脳』(和田秀樹著、新潮社)と『脳の闇』(中野信子著、新潮社)という「脳」をテーマとした2冊が入ったり、『最後はなぜかうまくいくイタリア人』(宮嶋勲著、日本経済新聞出版/日経BP)や『怪獣人間の手懐け方』(箕輪厚介著、クロスメディア・パブリッシング/インプレス)が60代のみでランクインしたり。ユニークな傾向が見て取れます。

 その60代を除く全年代でランクインしたのが『女性部下や後輩をもつ人のための1on1の教科書』(池原真佐子著、日本実業出版社)。「女性社員との1on1ミーティング」を実りあるものにするために「どのような聞き方をすればいいのか」などについて具体例とともに解説、「相手との間に壁を感じる」「ハラスメントと捉えられないか心配」などの悩みを持つ人たちの高い関心を集めたようです。

(写真:buritora/stock.adobe.com)
(写真:buritora/stock.adobe.com)
2023年9月 必読の1冊 from flierランキング

『瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。』

荒木俊哉(著)
SBクリエイティブ
1650円(税込み)
2023年4月6日刊

<おすすめポイント>

 言いたいことはあるけど、うまく言葉にできない──。それゆえに「会議が苦手」「発言の場が怖い」と悩むビジネスパーソンは少なくない。こうした悩みの根源には「言語化力」が大きく関わっている。

 本書は「なぜ言語化が大切なのか」「どうすれば言語化力を身に付けることができるか」という点にフォーカスした「言語化力」のトレーニング本である。

 著者は世界三大広告賞をはじめ国内外で多数の受賞歴を誇る、電通トップのコピーライター・荒木俊哉氏だ。そんな著者も、かつては人々の心に刺さるコピーを生みだすことができない時期があったという。しかしそれが一転するきっかけになったのは、「どう言うか」ではなく「何を言うか」が重要だと気づき、「言語化力」を磨くためのトレーニングを繰り返し実践したことである。

 「言語化力」はビジネスシーンにおける必須のスキルである。本書では、A4一枚に思っていることを書き出して、「それってどういうこと?」と深掘りしていくオリジナルの「言語化力トレーニング」を紹介している。驚くほどシンプルな方法だが、これを毎日続けていくことで「言語化力」は確実に身に付いていく。

 このトレーニングを継続して言語化力を高め、パッと的確な言葉で伝えられるようになれば、「仕事ができる人」という印象を植え付けることができるだろう。それによって評価アップにつながるだけでなく、あらゆることに自信をもって取り組めるようになるはずだ。
(ライター:衛藤実穂)

リンク>>『瞬時に「言語化できる人」が、うまくいく。』| 本の要約サイト flier

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