2023年に最も売れた本は何でしょうか? 小社で刊行している「日経の本」(日経BP/日本経済新聞出版)の売上ランキングを紹介します。2023年に刊行した話題書以外にも、8年前に刊行して今年ブレイクした注目の1冊がランクインしています。
(注)2023年1月~11月の全国主要書店のPOSデータを集計。本文中の部数は2023年12月15日時点。

第1位  『キーエンス解剖』

 第1位は『キーエンス解剖 最強企業のメカニズム』(西岡杏著)。2022年12月に発売し、10万部を突破したベストセラーが年間トップとなりました。

 これまで外部にほとんど公開されてこなかった超高収益企業キーエンスの内情に、「日経ビジネス」の西岡杏記者が迫ります。社員の平均年収2000万円超、営業利益率55%超といった驚異的な数字の秘密を明かします。

第2位  『リセットの習慣』

 第2位は『リセットの習慣』(小林弘幸著)。約15万部のベストセラーとなっています。本書は、自律神経を専門とする名医、小林弘幸・順天堂大学医学部教授が執筆するベストセラーシリーズの第2弾。第1弾の『 整える習慣 』、最新刊の第3弾『 はじめる習慣 』と合わせて、シリーズ累計37万部を突破しています。

 本書では、人間関係や仕事、体調管理などの「もやもや」「イライラ」がすっきり解決するノウハウを教えます。

第3位  『冒険の書』

 第3位は『冒険の書 AI時代のアンラーニング』(孫泰蔵著)。発売直後からビジネス界だけではなく教育界でも話題を呼び、9万部のベストセラーに。起業家の孫泰蔵さんが最先端のAI(人工知能)に触れて抱いた80の問い。いつの間にか迷いが晴れ、新しい自分と世界が始まる1冊です。

 「日経BOOKプラス」では2023年6月、本書の読書会を開催。著者の孫泰蔵さんがオンラインでメッセージを寄せたほか、出席者からさまざまな意見が出て盛り上がりました(読書会のレポートは以下から読めます)。

第4位  『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版』

 第4位は『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0』(トム・ラス著/古屋博子訳)。第5位にランクインしている『 さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 最新版 ストレングス・ファインダー2.0 』の旧版に当たる1冊です。

 2017年刊行の本書は、改訂版刊行までの6年間、高水準で売れ続け、2020年9月には累計100万部を突破しました。

第5位  『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 最新版』

 第5位は『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 最新版 ストレングス・ファインダー2.0』(ジム・クリフトン、ギャラップ著/古屋博子訳)。累計140万部のベストセラー。巻末に記載されたアクセスコードを用いてウェブテストを受けると、あなたの強みが分かります。

 本書は2023年6月、7年ぶりに改訂された最新版。「なぜ自分のことを知るべきか。どうやって才能を開花させるか」を解説した第Ⅰ部を全面刷新したほか、「ウェブテストはどのようにして生まれたか。開発者はどこに着目したか」を紹介する第Ⅲ部を新設しています。

 2023年11月、本書がテレビの情報番組「ノンストップ!」(フジテレビ)で特集され、大きな注目を集めました。

第6位  『エレガントな毒の吐き方』

 第6位は『エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術』(中野信子著)。大人気の脳科学者、中野信子さんの著書がベストセラーになりました。言いたいことを言うけれども、関係性を破壊しない。そんな「大人の教養」と「古都・京都が育んだ人間関係のエッセンス」を伝えるユニークな本です。

 本書は、刊行前に日経BOOKプラスで連載記事を掲載。読者の方々から「ものの言い方・伝え方」に関するアンケートを募り、その回答を内容に反映させました。実際に多くの人が直面する人間関係の悩みに答える1冊です。

第7位  『最後はなぜかうまくいくイタリア人』

 第7位は日経ビジネス人文庫『最後はなぜかうまくいくイタリア人』(宮嶋勲著)。2015年に刊行された単行本を2018年に文庫化した本書が、今年の夏、SNS(交流サイト)で話題となって大ブレイク。増刷を急ピッチで重ね、一気に累計10万部を突破しました。

 日経BOOKプラスでは本書の読書会を開催。著者のワインジャーナリスト、宮嶋さんも参加し、イタリアでの秘話や体験談で盛り上がりました。イベントレポートは下記で読めます。

第8位  『一気読み世界史』

 第8位は『一気読み世界史』(出口治明著)。2022年11月刊行の本が、今年もよく売れました。

 数多くのベストセラーを執筆している出口治明・立命館アジア太平洋大学(APU)学長(2023年12月31日に退任予定)が、人類の5000年史を丸ごと1冊にまとめました。日本史、西洋史、東洋史も、政治史、文化史、経済史もひとつなぎで学べ、大局的な歴史観が身に付きます。

第9位  『整える習慣』

 第9位は日経ビジネス人文庫『整える習慣』(小林弘幸著)。自律神経を専門とする名医、小林弘幸・順天堂大学医学部教授が執筆した本で、第2位にランクインした『 リセットの習慣 』、最新刊の『 はじめる習慣 』を合わせた3部作の第1弾です。こちらも19万部を突破するベストセラーとなっています。

第10位  『日経業界地図 2024年版』

 第10位は『日経業界地図 2024年版』。毎年人気の定番書が今年もランクインしました。2024年版は、日経新聞の記者が総力取材した185業界、4600企業・団体を収録。業界ごとに、企業の提携・勢力関係を図解で示し、今後の見通し、注目のキーワードなどを解説します。就職活動や株式投資、業界リサーチに役立つ1冊です。

 巻頭特集では、日経BPの技術専門メディア編集部と日経BP総合研究所の調査を基に、有望なテクノロジーと企業の動向を解説しています(下記の記事で一部が読めます)。

「日経の本」2023年・売上ランキングTOP20

順位 書名 著者
1 キーエンス解剖 最強企業のメカニズム 西岡 杏
2 リセットの習慣 小林 弘幸
3 冒険の書 AI時代のアンラーニング 孫 泰蔵
4 さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0 トム・ラス
5 さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 最新版 ストレングス・ファインダー2.0 ジム・クリフトン、ギャラップ
6 エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術 中野 信子
7 最後はなぜかうまくいくイタリア人 宮嶋 勲
8 一気読み世界史 出口 治明
9 整える習慣 小林 弘幸
10 日経業界地図 2024年版 日本経済新聞社編
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13 日経エンタテインメント! 乃木坂46 Special 2023 日経エンタテインメント!編
14 敗者のゲーム[原著第8版] チャールズ・エリス
15 日経業界地図 2023年版 日本経済新聞社編
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