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シリーズ17万部突破の第2弾、『エレガントな毒の吐き方』過激編の『品格のあるマウントのとり方』が同時売れ

 15万部を突破したロングセラー本『エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術』の第2弾、『ロンドン紳士と脳科学に学ぶ 品格のあるマウントのとり方』が発売されました。著者は脳科学者の中野信子さん。『エレガントな毒の吐き方』の過激(エクストリーム)編という位置づけで、シリーズ累計17万部を突破する勢いとなっています。

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 本サイトでは発売にあわせて連載「脳科学者・中野信子と考える、品格のあるマウントのとり方」を公開中。公開直後から「人気記事ランキング」の上位に立て続けにランクインするなど、早くも大きな反響を呼んでいます。

 自分が見下されているように感じても、はっきり言い返せば角が立つし、かといって黙って我慢すれば苦しさだけが残ってしまう──。そんなコミュニケーションの悩みに、前作は「京都人のエレガントな毒」というアプローチで応えました。一方、今作のテーマは、その対極とも思える「ロンドン紳士」です。

 「私はマウンティングなんて下品なことには興味ありません」とエレガントにほほ笑む人。その「私は高潔である」という自己顕示こそが、実は最も鼻持ちならないマウンティングの端緒かもしれない──。本書は、そんな一文から幕を開けます。

 中野さんは、私たちが動物である以上、群れの中の順位争いという「猿の衝動」から完全に逃れることはできないと説きます。ならば、泥沼で取っ組み合うのではなく、ほほ笑みながら相手の急所に小さな毒針を刺す、ロンドン紳士の「品格あるマウント」を身につけるのが最良の方法の一つではないか。そう提案するのが本書です。

 本書では、なぜロンドン紳士はほほ笑みながらマウントを取り合うのか、その理由を紹介しています。

  • 直接戦わずに「階層」を判別する「選別」のコスト削減
  • 感情をあらわにしない「知性」の誇示
  • 無駄な奪い合いを防ぐ「境界線」による争いの効率化

 彼らが目指すのは、相手を打ち負かすことではなく、相手が自然と一歩下がる「無血開城」。持っていることを誇示せず、当たり前すぎて意識すらしていない状態を演じる「アンダーステートメント(控えめな表現)の美学」こそ、品格あるマウントの核心だといいます。

 本書には、ほかにも「直接の嫌みには『徹底的に驚いて』みせる」「単なる自慢か? マウントか? 迷ったときの『最上級の礼節』戦略」など、すぐに使える具体的な切り返しが満載。反撃したいけれど自分の品位は落としたくない、という人にとって、心強い一冊になりそうです。

 書店では、リニューアルした全面帯が好評につき、増刷を重ねている『エレガントな毒の吐き方』との併売フェアを展開中の店舗も。京都人の「毒」とロンドン紳士の「品格」、2つのアプローチを読み比べてみるのもおすすめです。

 「言いたいことを我慢してばかりで、もやもやしている」「反撃したいけれど、関係性は壊したくない」。そんな人は、ぜひ書店で本書を手に取ってみてください。

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構成・文/磯部麻衣