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SNSで大反響! 増刷が止まらない『社内政治の科学』
今、SNSで話題の本『社内政治の科学』。インフルエンサーたちも「かなり骨太な内容。全会社員は読んだ方がよい」「一部の世渡り上手な人の暗黙知とか、社内の見えない力学をちゃんと言語化してくれている本」と絶賛しています。
社内政治を科学するなんてと疑問を持たれるかもしれませんが、スタートアップでの勤務や組織・人事コンサルティング実務を経て、法政大学や昭和女子大学で教授を歴任してきた研究者である著者の木村琢磨さんによると、社内政治の研究は世界的には主要なテーマの一つであり、決して珍しいものではないそうです。
2025年11月27日には、ビジネス映像メディアのPIVOTでも著者の木村琢磨さんによる「社内政治」の解説動画が配信され、3万回を超える視聴をされています。本書は、評判が評判を呼び、今、増刷の勢いが止まりません。
「社内政治」は避けられないものだが、ネガティブなものでもない
「社内政治」と聞くと、根回し、派閥、権力争い、えこひいきなど、ネガティブなものを思い浮かべる人がほとんどかもしれません。世間では、そんな印象で使われがちなワードですが、実は「社内政治は会社というシステムの欠陥ではなく、その構造に本質的に組み込まれている現象」だと木村さんは話します。会社はさまざまな利害や目標を持つ人たちの集まりであり、互いに利害を調整しながら、目標に向かって進む必要がある関係上、政治の存在は避けられないのです。
本書は皆さんに「ずる賢い社内政治家」になることを勧めたり、指南したりするものではなく、利害の異なる人々を束ね、会社の目標を実現するために影響力を発揮したいと思っているすべてのビジネスパーソンに向けたものです。もともと政治的な存在である会社という組織の中で、自分はどのように影響力を発揮できるのか。それを考えることが大切だと木村さんは力説します。
そして、社内政治は民間企業だけの話ではありません。官公庁、NPOなど、あらゆる組織において「組織内政治」が広く見られます。大学にも「学内政治」が見られます。ただ、本書は、企業と大学の両方で、多くの社内政治を経験した木村さんの経験談ではなく、社内政治の学術研究をもとにした議論を中心に解説されています。
- なぜ理にかなった企画が通らないのか。
- なぜ「あの人」が出世するのか。
- なぜリーダーに政治的な力量が求められるのか。
- 自身の政治力を向上させるにはどうすればいいか。
日々の仕事の中で出てくる疑問にも明快な回答が得られるはず。若手からリーダーまで、多くの人に手に取っていただきたい一冊です。
注目度に伴い、各書店でも特設棚が設置されています。ぜひ、今年の目標の一つに「社内政治力をつける」を付け加えてみてはいかがでしょうか。
構成・文/磯部麻衣

