東京・大田区に本社を置くダイヤ精機、そして同社の諏訪貴子社長は、その際立った存在感から「町工場の星」と呼ばれています。ミクロン(1000分の1ミリ)単位の超精密金属加工で国内トップクラスの技術力を誇り、「最高の職人集団」がその強みを磨き続けるダイヤ精機。2004年に主婦から一転、家業を継いだ諏訪社長は、経営難に陥っていた町工場をどう再建し、社員の知恵を結集する「全員参加経営」を築き上げてきたのか。“卒婚”“パニック障害”……自らが抱えた不安を含めた「葛藤の20年」を赤裸々につづった著書『町工場の星』(日経BP)から、道程の一端を紹介します。(写真:稲垣純也)