1冊10分で読める書籍要約サービス「flier(フライヤー)」では現在4100冊以上の要約を提供、企業向けの「flier business」を通して多くのビジネスパーソンに活用されています。さて、どんな人が、どんな本の要約にアクセスしているのか。2025年10月の「年代別」ランキングを算出しました。「今、読んでおくべき本」を選ぶ際に、ぜひお役立てください。

 書籍要約サービス「flier」の2025年10月の「年代別」ランキングです(対象期間:2025年9月25日~10月24日)。20代、30代、40代、50代、60代で、それぞれトップ10を算出しました。

■2025年10月「年代別」ランキング

■20代
順位 書籍名 著者名 出版社名
1 Z世代の頭の中 牛窪恵 日経BP 日本経済新聞出版
2 壁打ちは最強の思考術である 伊藤羊一 飛鳥新社
3 働きすぎで休むのが下手な人のための 休息する技術 菅原道仁 アスコム
4 しんどい世の中でどうすれば幸せになれますか? いまならまだ間に合う“無理ゲー社会”の攻略法 橘玲(著)、樺山美夏(編) 文響社
5 大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる 井堀利宏 KADOKAWA
AI分析でわかった 仕事ができる人がやっている小さな習慣 越川慎司 アスコム
7 とりあえずやってみる技術 堀田秀吾 総合法令出版
8 「月曜の朝がつらい」がなくなる本 森下克也 三笠書房
9 新版 エスキモーに氷を売る ジョン・スポールストラ(著)、佐々木寛子(訳) フォレスト出版
10 一流のマネジャー945人をAI分析してわかった できるリーダーの基本 越川慎司 日経BP
■30代
順位 書籍名 著者名 出版社名
1 壁打ちは最強の思考術である 伊藤羊一 飛鳥新社
2 しんどい世の中でどうすれば幸せになれますか? いまならまだ間に合う“無理ゲー社会”の攻略法 橘玲(著)、樺山美夏(編) 文響社
3 働きすぎで休むのが下手な人のための 休息する技術 菅原道仁 アスコム
4 一流のマネジャー945人をAI分析してわかった できるリーダーの基本 越川慎司 日経BP
Z世代の頭の中 牛窪恵 日経BP 日本経済新聞出版
6 仕事の「判断ミス」がなくなる脳の習慣 加藤俊徳 クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
7 AI分析でわかった 仕事ができる人がやっている小さな習慣 越川慎司 アスコム
8 とりあえずやってみる技術 堀田秀吾 総合法令出版
9 きちんと伝わる説明の「型」と「コツ」 アナウンサーが教える「言葉の力」を磨く技術 阿部恵 三笠書房
10 児童精神科医が「子育てが不安なお母さん」に伝えたい 子どもが本当に思っていること 精神科医さわ 日本実業出版社
■40代
順位 書籍名 著者名 出版社名
1 一流のマネジャー945人をAI分析してわかった できるリーダーの基本 越川慎司 日経BP
2 壁打ちは最強の思考術である 伊藤羊一 飛鳥新社
3 働きすぎで休むのが下手な人のための 休息する技術 菅原道仁 アスコム
4 Z世代の頭の中 牛窪恵 日経BP 日本経済新聞出版
5 しんどい世の中でどうすれば幸せになれますか? いまならまだ間に合う“無理ゲー社会”の攻略法 橘玲(著)、樺山美夏(編) 文響社
6 仕事の「判断ミス」がなくなる脳の習慣 加藤俊徳 クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
7 AI分析でわかった 仕事ができる人がやっている小さな習慣 越川慎司 アスコム
8 とりあえずやってみる技術 堀田秀吾 総合法令出版
9 世界標準の1on1 科学的に正しい「対話の技術」のすべて スティーヴン・G・ロゲルバーグ(著)、本多明生(訳) ディスカヴァー・トゥエンティワン
10 大学4年間の経済学が10時間でざっと学べる 井堀利宏 KADOKAWA
■50代
順位 書籍名 著者名 出版社名
1 一流のマネジャー945人をAI分析してわかった できるリーダーの基本 越川慎司 日経BP
2 壁打ちは最強の思考術である 伊藤羊一 飛鳥新社
3 働きすぎで休むのが下手な人のための 休息する技術 菅原道仁 アスコム
AI分析でわかった 仕事ができる人がやっている小さな習慣 越川慎司 アスコム
5 仕事の「判断ミス」がなくなる脳の習慣 加藤俊徳 クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
6 しんどい世の中でどうすれば幸せになれますか? いまならまだ間に合う“無理ゲー社会”の攻略法 橘玲(著)、樺山美夏(編) 文響社
7 Z世代の頭の中 牛窪恵 日経BP 日本経済新聞出版
8 とりあえずやってみる技術 堀田秀吾 総合法令出版
9 世界標準の1on1 科学的に正しい「対話の技術」のすべて スティーヴン・G・ロゲルバーグ(著)、本多明生(訳) ディスカヴァー・トゥエンティワン
10 肩書がなくても選ばれる人になる 幸せな働き方がつづく45のヒント 有川真由美 ワン・パブリッシング
■60代
順位 書籍名 著者名 出版社名
1 働きすぎで休むのが下手な人のための 休息する技術 菅原道仁 アスコム
2 忘我思考 伊藤東凌 日経BP
しんどい世の中でどうすれば幸せになれますか? いまならまだ間に合う“無理ゲー社会”の攻略法 橘玲(著)、樺山美夏(編) 文響社
4 Z世代の頭の中 牛窪恵 日経BP 日本経済新聞出版
5 壁打ちは最強の思考術である 伊藤羊一 飛鳥新社
6 肩書がなくても選ばれる人になる 幸せな働き方がつづく45のヒント 有川真由美 ワン・パブリッシング
7 AIエージェント革命 「知能」を雇う時代へ シグマクシス 日経BP
8 一流のマネジャー945人をAI分析してわかった できるリーダーの基本 越川慎司 日経BP
9 AI分析でわかった 仕事ができる人がやっている小さな習慣 越川慎司 アスコム
10 仕事の「判断ミス」がなくなる脳の習慣 加藤俊徳 クロスメディア・パブリッシング(インプレス)

40代、50代、マネジメントの悩みは尽きず

 2025年10月の「年代別」ランキングにて全年代でランクインしたのは6作。9月は20代から50代のトップが同じ作品で、年代による違いが少ない“消齢化”の様相でしたが、今月は年代ごとの違いが見られました。

 そんな中、40代と50代両方で1位、30代でも4位を占めたのが『一流のマネジャー945人をAI分析してわかった できるリーダーの基本』(越川慎司著、日経BP)。組織のマネジメントに日々、頭を悩ますリーダー層の皆さんの関心をがっちりとつかみました。

 30代の1位は『壁打ちは最強の思考術である』(伊藤羊一著、飛鳥新社)。こちらは20代、40代、50代でも2位に。60代で1位の『働きすぎで休むのが下手な人のための 休息する技術』(菅原道仁著、アスコム)も20代から50代で3位を占め、それぞれ幅広い年代で支持を集めました。

周囲の視線が気になる、しんどい、つらい20代

 20代の1位は『Z世代の頭の中』(牛窪恵著、日経BP 日本経済新聞出版)。「Z世代のことが分からない」と悩む30代から60代でランクインしているのは納得として、当事者である20代の順位がひときわ高いのは意外でした。「自分たちはどう見られているのか」を知っておきたいと考える若者が多いということでしょうか。

 20代のランキングをさらに見てみると、前述3位の『休息する技術』のほか、続く4位には全年代でランクインしている『しんどい世の中でどうすれば幸せになれますか? いまならまだ間に合う“無理ゲー社会”の攻略法』(橘玲著、樺山美夏編、文響社)が続き、さらに8位には20代のみランクインの『「月曜の朝がつらい」がなくなる本』(森下克也著、三笠書房)。「しんどい」「つらい」「休息したい」……上の年代からの視線も気にしながら、疲れやストレスを抱えている若手の皆さんが克服のヒントをつかめること、願っております。

 高齢層に目を向けると『肩書がなくても選ばれる人になる 幸せな働き方がつづく45のヒント』(有川真由美著、ワン・パブリッシング)が50代と60代でランクイン。このあたりは年代別ランキングならでは。リタイアメントを身近に感じている皆さんの“心配の種”が見て取れます。

 ご自身の年代のランキングはいかがだったでしょうか。今のあなたに必要な1冊を見つけるために、お役に立てば幸いです。気づけば2025年も残り50日ほど。長い夏から一転、冷え込む日が増える中、くれぐれも体調に気をつけながら過ごして参りましょう。

(写真:polkadot/stock.adobe.com)
(写真:polkadot/stock.adobe.com)
2025年10月 必読の1冊 from flierランキング

『一流のマネジャー945人をAI分析してわかった できるリーダーの基本』
越川慎司(著)/日経BP/2025年6月30日刊

<おすすめポイント>

 「働きやすさ」を高めても社員の定着率が上がったのは3%、研修を強制しても行動意欲が高まったのは34%、部下のリーダーシップを期待してもうまくいくのは23%――本書の冒頭で示される衝撃的なデータだ。よかれと思って取り入れた施策が期待どおりの成果につながっていない現実に、多くのリーダーが「では、どうすればいいのか」と頭を抱えるはずだ。

 その問いに明快な答えを示すのが、本書である。著者の越川慎司氏は、マイクロソフトでPowerPointやExcelなどの事業責任者を歴任したのちにクロスリバーを設立。週休3日制と複業を制度化した組織を率いながら、800社以上の業務改善を支援してきた。教育者としては年間400件以上の講座を実施し、受講者の行動変容率は95%を超える。

 本書は、一流のマネジャー945人の行動をAIで分析し、自走するチームを育てるための基本原則を体系化したものだ。そのノウハウは1万7957人が実践し、再現率は71%にのぼるという。調査データと成功事例も紹介されているため、誰もが「明日から試したい」と感じるはずだ。

 部下の主体性を引き出し、成果と働きがいを同時に高めたいと願うマネジャーに、本書を強くすすめたい。読了後には、沈黙に満ちた会議や指示待ちの空気に別れを告げ、部下に任せた仕事が着実に前進する手応えを得られるだろう。
(ライター:庄子結)

リンク>>『一流のマネジャー945人をAI分析してわかった できるリーダーの基本』| 本の要約サイト flier

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