「やらなくちゃいけないことに追われて忙しすぎる」「要領が悪くて残業ばかり」「計画性がなく、締め切り前にバタバタ」「人生の時間を浪費している気がする」など、「時間」について悩んでいる方はいませんか? 時間の使い方がうまい人には、実は共通点があると、時間術のベストセラー100冊を精読した藤吉豊さん、小川真理子さんは指摘します。新刊『「時間術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』(日経BP)で紹介している時間を有効活用するコツの中から、多くの時間術の達人がお薦めしている、今すぐ使える「時間管理ツール」を紹介します。今回は、「バケットリスト」です。
「やりたいこと」「好きなこと」に時間を使うために
100冊の時間術の名著を精読する中で、多くの本に書かれていたのは、「時間は命そのもの」ということでした。時間について学ぶのは、命について学ぶのと同じ。時間の使い方について学ぶのは、命の使い方について学ぶのと同じ。時間のムダ使いについて知るのは、命のムダ使いについて知るのと同じです。
生命体である私たちは、お金より何よりも大事な時間について、それこそ1時間でも1分でも1秒でも早く学び始めたほうがいい。そして、何に自分の残りの時間を使うかを真剣に考え、自分のやりたいこと、好きなことにしっかりと時間を使う方法を考えていきたいものです。
ただ、中には、「やりたいこと」や「好きなこと」と言われても、あまりピンとこない方もいるかもしれませんね。そこでここでは、「死ぬまでにやりたいことリスト」を、表を使って考えていきましょう。
方法は簡単です。どんなことでもいいので、「死ぬまでにやりたいかも」と思うことを、次の表に書き出してみてください。
実現可能かどうかを考える必要はありません。また、できるだけ具体的に書いていくと、より実現しやすくなります。
少しでも頭をかすめたらどんどん書いていく
ここで、参考までに私の「死ぬまでにやりたいことリスト(=バケットリスト)」を書いてみました。あまり考えすぎずに、ちょっとでも頭をかすめたことをどんどん記入しました。
「私のやりたいことってなんだか分からない!」という場合は、旅行、学ぶ、仕事、買いたいもの、人生全般(ライフ)などのように項目を立てて考えてみるといいかもしれません。
「無理かも」と思うことも、書いてしまいましょう。未来は予測不可能ですし、これから自分でつくれるものです。自分で「無理!」とシャッターを下ろしてしまわないことが大切です。
「すぐに実現できそう」と思うことを書いておくのもポイントです。こうしたリストは、達成したときに達成感を味わったり、リストを「消す」面白さがあります。「すぐに実現できそう」を実現することで、自信にもつながります。
本書ではバケットリストの応用として、実現力をさらに高めるタイムバケットを取り上げました。ここでは、もっとお手軽に、実現目標を書いておくことにします。
ざっくりでも期限を書き込んでおくのは、締め切りを設定しておかないと行動に移せないためです。これは本書の1位になったセオリー。締め切りを設定することで、実現しやすくなるともいえます。
バケットリストを1つずつ達成して、悔いのない人生にしましょう!
藤吉豊、小川真理子(著)、日経BP、1760円(税込み)




