お金を貯めたい、増やしたいと思っていても実際は怖い・難しい・面倒くさいことばかりで何から始めたらいいのかわからなかったりしませんか? そんな疑問にお金の教室「富女子(ふじょし)会」を主宰する永田雄三さんと先輩女子たちが答えた著書『 1000万円を貯めた女子100人がやったこと、やめたことリスト 』から一部を抜粋し、貯金をするうえで「本当に役に立ったコツ」を1テーマごとに簡潔な解説で紹介します。4回目は「貯金中の効果的な視覚の使い方」について。
貯金のご褒美を見て意識すると、判断が変わる
最初のご褒美は「200万円」のラインがいいと思います。せっかく貯めても、こまめにご褒美といって出費をしていては貯金をする意味がないからです。

そういう方におすすめなのは、「ご褒美を視覚化しておくこと」です。視覚化は絵でも、写真でもいい。レストランに旅行にアクセサリーに……目標達成したときに思い出せるようにご褒美の具体的なイメージを目につくところに貼っておきましょう。
私もかつては、A4やA3くらいのコルクボードを買って、テレビの横に置いていました。そのコルクボードに家や車、時計などのご褒美の写真を貼り出していました。
テレビを見れば、ご褒美の写真が自然と目に入りますから、その都度、目標を意識することになります。すると、日常生活のこまごました判断をするときに、ちゃんと目標に到達するような選択や決断をするようになるんです。
目標は視覚化すると、実現しやすくなる。これは、成功したビジネスパーソンなどが、よく本で書いていることですよね、笑。実は、私も最初は、その考え方を勉強して真似してみたんです。そうしたら本当に貯まったし、女子たちも続々貯めています。
「やる」と「やらない」では結果が全然違います。特に、「計画を立てる」って本当に大事なこと。働く女子たちを見ていると、「会社がつまらない」とか、「給料が上がらない」と言いながら日常を過ごしている。
でも、少しでも豊かさに近づきたいと思うのなら、途中で投げ出してもいいし、ダメでもともとと思ってでもいいので、まずは「お金を貯める計画(貯金計画表)」をつくるところから始めてみてはどうでしょうか。
5年後を「1000万円」として、どのくらいのペースで貯めるのかを、一覧表にしておくのです。
貯金を続けるのにいちばん効くのは「見る」こと
貯金計画表をつくったら、まず、自分でじっくりと見てください。「できる」と思いましたか? それとも「できない」と思いましたか?
「できる」と思った人はだいたいできますので、レッツゴー! 貯金開始です。「できない」と思った人は、なぜできないのか、理由を考えてみましょう。生活費が足りなくなるから? 遊びに行けなくなるから? それとも他の理由ですか?
理由を考えて、やっぱり「できない」と思った人は、まずできませんから、計画を見直します。下方修正して、月5万円だったのを3万円にしてもいいし、1000万円貯める目標そのものを500万円にしてもいいです。とにかくまずは、「自分も貯金ができる」という成功体験を重ねて、貯金に対する苦手意識を払しょくしてください。

そんな方でも大丈夫。貯金が続くコツがあります。それは、つくった計画表を「毎日見ること」です。それがいちばん効きます。
そもそも、人は忘れる動物なんです。実際に多くの人が貯金を始めたこともすぐに忘れちゃって、消費に走ってしまいます。ですから、「貯金中」を意識するために、壁でも、トイレでも、冷蔵庫でも、手帳でもいいから目につくところに計画表を貼っておくんです。
富女子会の女子の中にはスマホの待ち受けにしていた人が何人かいます。彼女たちは1000万円貯金をきちんと達成しました。それは、毎日自分のつくった計画表を見て、頭がムダな消費に向かなくなるようにした、習慣のたまものです。
みなさんもだまされたと思って、習慣にしてみてください。

(文中コメント図=イラスト/いそのけい、デザイン/若井夏澄)
永田雄三(著)、日経BP、1760円(税込み)
