内容紹介

戦略がうまくいかないのは、アプローチの選び方に問題があるからだ。自社にあった戦略を見つけ出す新ツール「戦略パレット」を紹介する。

おすすめポイント

たちまち増刷!
さまざまな戦略の「定番ツール」を生み出してきた
ボストン・コンサルティング・グループによる最新コンセプト!


3月27日付 日本経済新聞朝刊にて紹介
「著者はボストン・コンサルティング・グループのチーム。個々の概念は新しいものではないが、既存の経営戦略をうまく整理し直したという点で一読の価値はあろう。」

「戦略パレット」は、複雑さを増すグローバル・ビジネスで成功するためのアプローチを、巧みに解説している。
──イアン・リード(ファイザー会長兼CEO)

本書は、多様なビジネスのコンテクストを正しくつかみ、優位に立つためのフレームワークを与えてくれる。
──マルオ・アイロルディ(ベネトングループCEO)

まもなくやってくる、前例のない、新しいビジネスの世界──そこでの成功を求めるリーダーたちにとって欠かせないツールになるだろう。
──クラウス・シュワブ(世界経済フォーラム創設者兼会長)


ポーターのファイブフォースやブルー・オーシャン、成長と市場シェアのマトリクス分析──
これらはいまでも多くの企業で採用されている戦略ツールの定番である。
しかし、こうしたツールを導入しても、結果がついてこないと感じている企業経営者は多い。

理由は簡単だ。

それらの戦略ツールが自社と所属する業界に適していないからだ。
戦略ツールを選ぶときにこそ、「戦略」が欠かせないのだ。

本書は、自社がどのタイプに属するかを「戦略パレット」で5分類する。
「予測可能性」と「改変可能性」、そして「苛酷さ」の3軸でのマッピングであり、PPMとよく似たスタイルをとる。
BCGグローバルで戦略研究の中核を担うコンサルタントが、
それぞれにあった選択のポイントを、実際のケースに基づき具体的に解説する。

タイプ1 クラシカル(伝統)型 予測可能で安定的。規模の拡大がカギ
例:マース(「スニッカーズ」「エム&エムズ」「ペディグリー」など定番をもつ食品メーカー)
タイプ2 アダプティブ(適応)型 変化が激しく、予測困難。素早く継続的な「実験」を
例:ZARA
タイプ3 ビジョナリー(ビジョン牽引)型 新産業の創造や再構築のチャンスあり。「パイオニア」を目指せ
例:UPS
タイプ4 シェーピング(協創)型 複数のステークホルダーを編成する「オーケストレーター」になれ
例:アリババ・グループ
タイプ5 リニューアル(再生)型 苛酷な事業環境下を生き残り、新たな成長を目指す
例:リーマンショック後のAIG

戦略パレットの考え方を、ある少女が経営するレモネードスタンドの例で見てみよう。



●本書の内容をゲームアプリで体験してみよう!(日本語対応)

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●『戦略にこそ「戦略」が必要だ』 著者による特設サイトはこちら