内容紹介

任せることがうまくできれば、上司・部下双方のスキルアップにつながる。「働き方改革」を進めるうえで、さらに必要となる、上手な仕事の任せ方。

おすすめポイント

●仕事の標準化がさらに求められる時代に

2011年1月に刊行したロングセラーの文庫化。
コミュニケーション下手なリーダーが抱える、「仕事を部下にお願いすることができない」「お願いできても部下の仕事の品質に不安があるので自分でやってしまう」といった悩みを解決する。折しも残業時間の削減が問題となる中、できる人に仕事を集中させることなく、業務を標準化するためにも、「任せる技術」はさらに必要となっている。

●任せることで上司は自らの仕事に集中でき、部下育成にもつながる

・まずはムリして任せる
・「作業」ではなく「責任」を任せる
・部下の恐怖を取り除く
・ガマンして手を貸さない
・隣を一緒に走る
・締め切りのない仕事に仕事をつくる
・定期的にチェックする仕組みとつくる

などの内容を、自身の失敗談もふんだんに盛り込みながら解説。チェックシートがついているので、実践にも役立つ。