内容紹介
リーダーシップに正解(シングル・アンサー)はない。あなただけの「自分解」を見出せ。優れたリーダーは自分が最も得意とする戦い方で勝負する。リーダー、マネジャーとして成功するための原理原則を明らかにする。おすすめポイント
事業の発展段階や、組織が置かれている状況、直面している課題などによって、必要とされるリーダーシップは異なる。また、すべての要件を満たせる万能のリーダーはいない。まずは、自分の力でコントロールできることと、できないことを区別しよう。両者を混同すると、リーダーとして適切な手を打てない。
そのうえで、「自分が最も得意とする戦い方」にフォーカスしよう。経営者やリーダーの戦い方を類型化した「リーダーシップ・マトリクス」が示す4つのタイプのうち、あなたが最も得意とする戦い方はどれか。
(1) ゴールを示して、人を動かす (軍師型)
(2) 未来を語り、人を巻き込む (ビジョナリー)
(3) 人を動かす仕組みをつくる (堅実派)
(4) 自ら最前線に立ち、牽引する (率先垂範型)
さらには、戦い方の幅を広げる方法や、自分に欠けている部分を補ってくれるパートナーの存在、答えのない時代だからこそ求められるリーダーの条件、有事のリーダーシップなど、実際の企業や経営者の事例をまじえながら、リーダー、マネジャーとして成功するための原理原則を明らかにする。