内容紹介

Scratchのコードに潜むエラー(バグ=不具合)を見つけて解決しながら、プログラミング力を高めよう!
本書では、よくある典型的なエラーをあらかじめ含むプログラムを示して、その原因を考え、エラーを修正することを通して、より深くプログラミングを学ぶことを目的としています。エラーが発生する原因は複数あり、その原因を学ぶことはプログラミングを学ぶ上でとても役に立ちます。

プログラムには「エラー」がつきものです。エラーの原因を考え、修正のための試行錯誤を繰り返すことになります。この過程で「よく考える」ことになります。そうやって鍛えられた思考力は、別のプログラムを作成する際にも転移し、応用されます。それがプログラミング的思考です。 そのためには、良質な問題による適切な試行錯誤の体験が重要です。既存の教科に良質な参考書や問題集が存在するように、プログラミングにも良質な試行錯誤を提供する書籍が存在するといい――それが本書の存在価値です。エラーを修正していく過程でプログラミング的思考を鍛え、組み合わせ、自分の考えにつなて、さらに改良を加えて、プログラミングの世界の楽しさを味わってください。
「解説(東北大学大学院情報科学研究科/東京学芸大学大学院教育学研究科教授 堀田龍也)」より

本書は、人と計算機の間のディスコミュニケーションを解消し、理解する助けとなるものです。本書で「問題」と呼ばれているのは会話の例であり、「エラー」とはそこで生じた誤解に他なりません。
Scratchでも、他の言語でも、簡単な問題は簡単で、難しい問題は難しく、それを記述する言語が簡単であることとは独立です。まずは本書をクリアして「本当に難しい問題」に臨みましょう。
「監修者から(青山学院大学大学院 社会情報学研究科特任教授 阿部和広)」より

【目次】
第1部 基本問題
 第1章 No.1~7(7問):変数と演算
 第2章 No.8~22(15問):繰り返し
 第3章 No.23~37(15問):条件分岐
 第4章 No.38~46(9問):ペン・リスト
第2部 チャレンジ問題
 第5章 No.47~50(4問):難問に挑戦しよう
第3部 最終問題と補章
 No.51 最終問題(ビリヤード)
 補章1 エラー(誤答)で学ぶ意義
 補章2 デバッグの方法
 補章3 発展問題の答え