内容紹介

★いま、最も不足しているデータ活用人材
★「4つのスキル」を習得すれば、あなたもなれます

 「データ分析人材がいない」――。多くの企業が直面している課題ですが、真の課題は別なところにあります。先行してデータ分析組織をつくった企業も、「なかなかビジネス成果につながらない」と悩んでいるのです。データ分析現場では何が起きているのでしょうか?

 一言で表現すれば、データ分析者とビジネス担当者がかみ合わず、一方は「なぜ分析結果を活用しないのか」と思い、もう一方は「そんなことは分かっている。分析してほしいことはそうではない」と思っているのです。

 このままでは、企業のデータ活用など進むはずがありません。

 では、どうすればいいのでしょうか。その答えが本書のタイトルにある「ビジネストランスレーター」なのです。ここまで「うまくいっていない現場」を紹介しましたが、もちろん、成果を出している現場もあります。そうした現場では、データ分析者とビジネス現場の間に立ち、ビジネス現場が抱えている課題を整理してデータ分析者に渡したり、逆に、データ分析者が出した分析結果をビジネス現場が正しく使いこなせるように翻訳したりしている人がいます。そういう人を「ビジネストランスレーター」と呼びます。

 ビジネスでのデータ活用はどの企業も進めており、「ビジネストランスレーター」は、現在、最も求められている人材といえるでしょう。

 ビジネストランスレーターは文系も理系も、誰もがなれます。本書ではビジネストランスレーターの4つのスキルを定義していますので、それさえマスターすればよいのです。ぜひ、あなたのスキルアップに本書をお役立てください。

<目次>
はじめに 「ビジネストランスレーター」とは何か
プロローグ ビジネストランスレーターと5Dフレームワーク
第1章 ビジネストランスレータースキル1「ビジネススキーマ活用力」
1-1 ビジネススキーマという考え方
1-2 ビジネススキーマの活用事例
1-3 ビジネススキーマを習得・活用するコツ
1-4 スキーマ活用のための3つの武器
第2章 ビジネストランスレータースキル2「プロジェクト遂行力」
2-1 関係者をデータ分析プロジェクトに巻き込む力
第3章 ビジネストランスレータースキル3「ビジネス背景理解力」
3-1 現状理解の重要性
3-2 事業理解
3-3 顧客理解
第4章 ビジネストランスレータースキル4「データ解釈基礎力」
4-1 データ分析者とビジネス担当者のコミュニケーションを円滑にする勘どころ
4-2 分析対象データの確認ポイント
4-3 データ分析結果の確認手法
第5章 ビジネストランスレーターになる。
5-1 ビジネストランスレーターになった2人の軌跡を追う
5-2 軌跡①理系人材からビジネストランスレーターへの転身
5-3 軌跡②文系人材からビジネストランスレーターへの転身
おわりに DXは泥臭い、変革とはそういうもの