内容紹介

システム開発の上流から下流まで生成AIを活用して、正しいシステムを効率よく実現するための本です。

本書の特徴は、システム開発(言い換えれば、ソフトウェアによる問題解決)の過程に生成AIを取り込んでいることです。ソフトウェアによる問題解決には、
- 問題をはっきりさせる
- 問題の解法に合意する
- 解法を実装する
- 実装した解法を運用する
といったステップがあり、それぞれのステップに対して様々な手法が提案されてきました。生成AIによる支援もそうした手法の中に組み込まれる新しい武器となります。
本書は(1)ソフトウェア開発の各ステップが満たすべき性質を俯瞰しながら、(2)そこにどのように生成AIを組み込んでいけばよいかを説明します。


もう1つ重要なことは、大規模言語モデル(LLM)が得意なのは自然言語だけではなく、より形式的な言語であるプログラミング言語の解釈や生成も大得意であるという点です。この能力を有効活用することで、ソフトウェア開発は有能なソフトウェアエンジニアをチーム内に1人ないし複数人確保できたと言えるわけです。ソフトウェアの作り方に関するプロセスを生成AIの導入で大きく効率化できるわけです。別の言い方をすれば、生成AIの登場によって、ソフトウェア工学の実践の仕方が見直される必要があるということでもあります。
本書「解説: デジタル時代のすべての人に役立つAIとの付き合い方『読本』」から

目次
第1章 物語のはじまり
第2章 課題探求
第3章 仕様策定(その1)
第4章 仕様策定(その2)
第5章 設計と実装
第6章 検証
第7章 全体の振り返り