その本の「はじめに」には、著者の「伝えたいこと」がギュッと詰め込まれています。この連載では毎日、おすすめ本の「はじめに」と「目次」をご紹介します。今日はダナ・シンクレア(著)、三木俊哉(訳)の『 パフォーマンス心理学が教える実力全開メソッド 』です。

【はじめに】ようこそ我がオフィスへ

 私たちは誰もが結果を求める。取り組みの成果を出したいと考える。しかし能力を最大限に発揮するのは必ずしも容易ではない。

 私はよく訊かれる。「心理学者なんですよね。いろいろなアスリートやビジネスパーソンに協力しているそうですが、本当は何をされているのですか?」。その次に多いのが、「なぜ、あなたに相談に行くのでしょう。精神的に不安定な人だから?」。ただ、こういうふうに尋ねる人は、自分自身が感じている重圧やプレッシャーについてしゃべりたいのだということを私は学んだ。

 私の仕事は一種独特で、専門性が高い。多くの人が知らない仕事なので、こちらからたびたび説明することになる。パフォーマンス心理学者である私の役割は、人々が頭を働かせてより良い結果を出せるように力を貸すことだ。「いざ本番」に向けて力を発揮しなければならないときに、うまく感情をコントロールするためのコンセプトやメソッドを紹介する。あるいは、冷静かつ迷いなく状況に対応し、これから取り組もうとする難題に重圧を感じている場面でも結果を出せるような方法を指南する。

 私はパフォーマンスに特化した心理学者としてライセンスを受けており、この20年間、NFL(プロフットボール)、MLB(プロ野球=大リーグ)、NBA(プロバスケットボール)、WNBA(女子プロバスケットボール)、NHL(プロアイスホッケー)、MLS(プロサッカー)、インディカー(プロモータースポーツ)、WTA(女子プロテニス)、PGA(プロゴルフ)、そしてオリンピックのアスリートやチームに協力してきた。その他、外科医、学生、企業幹部、親、コーチ、さらには俳優やミュージシャンなどのパフォーマンスアーティストにも助言する。もっと向上したいと考える人なら誰でも歓迎したい。彼らが集中力を発揮し、その結果、エラーを回避し、スキルを伸ばし、成果を出せるようサポートするのが私の仕事である。できるだけシンプルに、楽しく。ただそれだけだ。

 プロスポーツ選手のようにレベルの高いパフォーマーでもプレッシャーに苦しむことがある。緊張し、神経質になり、自信を失い、勘ぐり、ミスを犯す。私たちは誰でもメンタルな要因から能力を発揮できない可能性がある。だが幸い、そのメンタルな要因をプラスの方向へ大いに利用することもできる。

 クライアントとの時間はたいてい楽しく過ぎる。パフォーマンスの問題に取り組み、結果を出すための実際的な解決策について話し合う。相手が誰であれ、その仕事が何であれ、パフォーマンスに関して耳にする心配事は同じである。彼らが話したいと考えるのは、自信、集中、恐怖、緊張、準備について。パフォーマンス向上のためには、日によって結果が違うのはなぜかを知る必要がある。難なく良いパフォーマンスが出せる日には、実際には何が起きているのか? そうでない日には、どんな状況や思考が能力を損なっているのか?

 パフォーマンスにメンタルな要素が大きく関わっていることは研究でわかっている。日常的な経験からもそれはわかるだろう。落ち着いて集中すればパフォーマンスは高まるし、自己不信にならず、気が散らないようにすれば、やはりパフォーマンスは向上する。重圧を受けるなかで感情をコントロールできるようになれば、つまり本当の「見せ場」をつくれるようになれば、持てる才能や技量を十分に発揮できる。

 私はクライアントといっしょにパフォーマンス強化策に集中し、すぐに彼らを手助けできるよう心がけている。しかし人生にはいつ何が起きるかわからず、もっと幅広い検討が必要なこともある。メンタルヘルスの症状が比較的軽い場合でも、不安症、抑鬱症、注意欠如・多動症、恐怖症などがその人の対応力やパフォーマンス能力を(たいていはごく限定的に)妨げるので、時として注意が必要だ。この場合はそれらの障害を取り除くか、最低でも和らげるかして、当人が元のパフォーマンスレベルに戻れるようにする。残念ながらメンタルヘルスの症状が深刻なケースもある。それは時と相手を選ばない。しかし私のクライアントはそういう人たちではないし、本書で焦点を当てるのもそこではない。

 メンタルヘルスや心の健康に関しては、心理学や精神医学、カウンセリング、サイコセラピーなどの分野が渾然一体となり、その範囲や技能が同一視されているように思える(本当はそれぞれ異なるのだが)。理解が進み、考え方も変わってきたとはいえ、いまだに多くの人が「心理学」と聞くと、満足感や成果よりも病気や問題を連想する。私のクライアントが求めているのは前者であり、本書もそれがテーマである。

 クライアントとは都心にある私のオフィスで会うこともあるが、どちらかといえば、日当たりが良くリラックスできる静かな部屋ではない場合が多い。私たちが会うのは、試合中のフィールドの脇だったり、練習中だったり、あるいはロッカールームやオフィス、ホテルのロビー、飛行機、バス、ジム、食事の席、ディナーパーティーなど、あらゆる場所に及ぶ。騒がしかろうがどうしようが、ちょっとした時間と場所を見つけて、散漫になった気持ちに対応したり、すでに自信がある場合はそこに微修正を加えたりする。

 私たちは話し合う。こちらが聞き役になることが多い。たくさん質問をして、その人がリラックスした状態のとき、また集中できない難しい状況に置かれたときにどう考え、感じ、振る舞うかを知る。その人にとって何が役立ち、何が阻害要因になるかを両者が理解すれば、どの行動やパターンを支援すればよいか、逆に何を抑制すればよいかがわかりやすい。

 クライアントと私はパフォーマンスのあらゆる側面について話す。最高のパフォーマンスを出したいときの思考法(思考しない方法も含む)について話し合う。彼らはみんな、パフォーマンスで大事なのは感情のコントロールであることを理解し、気持ちではなく行動に注意を向けられるようになる。

 例えば、ある神経外科医は、パフォーマンス心理学が現状からの改善に役立つのかに興味があった。今の仕事ぶりにとりたてて問題はなかったが、自分自身やその技能、手術室での振る舞いにさらなる改善の余地がないだろうかと考えていた。

 高校生や大学生には、試験の前から「しくじったらどうしよう」と悲観することに貴重な時間を使うのではなく、試験中にどうすれば落ち着いて能力を発揮できるかを教える。

 ある金融アドバイザーは、支配欲が強く、なにかといちゃもんをつける上司への対応に悩んでいた。これは非常によくある相談だ。様々な職業の人たちが、嫌な上司、気難しいコーチ、威圧的な両親をなんとかしたいと考えている。

 病気やけがなどの場合はどうか。健康面の問題はアイデンティティを損なう可能性があり、回復が長引けば自信が失われる。ある若いクライアントは本書のメソッドやアイデアを用いて化学療法を無事乗り切った。転倒して危うく死にかけた後、同じメソッドを試すようになったオリンピックスキーヤーもいる。彼は国際レースに復帰し、優れた成績を収めている。タフなことこの上ない。

 クライアントは経験豊かなプロフェッショナルのこともあれば、意欲的なティーンエイジャーのこともある。一流のトップ選手だったり、居場所を求めて思い悩んでいたりする。全員に共通するのは、結果を求めているということだ。順調に人生を送っている成功者も少なくないが、彼らは彼らで最高のポジションにまで上り詰めたいと考えている。ベストパフォーマンスのカギは精神面だとわかっている。そして困難な状況の中で実力をもっと発揮すれば、その取り組みにもっと満足する。こうした満足感や達成感はつまり能力の上限にまで近づいたということであり、それはたいてい結果の向上を意味する。そして最高の気分を味わえる。

 私のコンサルティングの対象は個人に限らず、チームや組織も含まれる。だから特定の個人から連絡をもらうこともあれば、代表者・代理人であるコーチや社長、監督、エージェント、保護者、配偶者、管理者、雇用者、同僚から連絡を受けることもある。理学療法士、医師、スポーツ科学の専門家、トレーナーなどの医療関係者から紹介されることもある。私のオフィスでクライアントに会うだけでなく、様々な競技の様々なチームにこちらから出向くし、それ以外の組織の相談に乗ることも多い。定期的に赴くこともあれば、必要が生じたらすぐ駆けつけることもある。

 例えばNFLのあるチームの場合、選手にパフォーマンス心理学のサービスを提供してほしいと連絡してきたのはヘッドコーチだった。彼は朝のミーティングで選手やスタッフに私を紹介し、みんなと話す時間をつくってくれた。おかげで彼らが関心を持つ(と信じたい)私なりのプランをさっそく練ることができた。他のチームでもだいたいそうだが、私はシーズン中、1、2週間おきに現地を訪れて数日間滞在する。その間に経営陣と打ち合わせをしたり、試合の日や練習中に選手やスタッフと話したり、食堂でもどこでもいいのだけれど、今後の作戦について検討したりする。

 それほど好意的ではない組織もある。経営者は私を雇いはしても、ロッカールームのほうを指差して「じゃ、頼んだよ。グッドラック」としか言わない。NHLのあるチームを予定通り2週間ぶりに訪れたのは、ヘッドコーチが解任された翌日だった。新しいコーチはオフィスで仕事の準備に追われていた。私はシーズン後半に向けた自分の役どころを尋ねにいったのだが、返ってきた答えは「知らんね。『べっぴんさんにそばにいてほしいか』と奴ら全員に訊いてみないとな」。

 侮辱のつもりだったのだろうが、その偉そうな態度は彼の本質を示しているというよりも、新しい仕事で緊張を強いられている表れなのではないかと思った。私はどうか選手に尋ねてほしいと頼み、数日後別のクライアントのところへ出かけるまでに方針を決めてほしいと言った。

 出だしはそんな感じだったが、その後はスムーズに事が運んだ。この新任コーチは「心理学」なんて誰にも必要ではないと考えていたものの、私のメソッドをシンプルで何度でも使え、信頼できると見なした。最後には自分自身にも取り入れるようになった。パフォーマンスを高める必要がある選手、ベンチで最高の助言をしようとするコーチにとって、向上心は役立ちこそすれ決して邪魔にはならないことを彼は知った。さらに、面倒なフロントとの関係が円滑にいくよう、新しい方法をいろいろ試したりもした。実のところ、このコーチとの仕事はプロスポーツの分野で私が最も楽しんで取り組めたもののひとつであり、ふたりは今も良い友人である。

 私はチームの新人たちに向けてプレゼンテーションをすることもあれば、医学カンファレンスのパネルディスカッションで自分のやり方を説明することもある。しかし最も効果的なのは1対1の話し合いだ。経験によれば、職業やパフォーマンスレベルを問わず、他人の長すぎる話に耳を傾けたい人はいない。みんな自分のことを話したい。そして何が役に立つかを知りたい。今すぐ解決したいという人も少なからずいるのだが、たとえストレスの多い状況下であっても、その場で成し遂げられることがけっこうたくさんあることに、私自身いつも感銘を受けている。本書は読者が感じる重圧に対する、そうした簡潔で確かなソリューションを提供するのが狙いである。プレッシャーを感じるときこそ、そんな解決策が必要とされるのだ。

 私はどんなクライアントにも、人に頼らず自分で決められるパフォーマーになってほしい。つまり、プレッシャーを受けても適切に行動できるよう自分自身をコーチできる人だ。狭苦しい思考や嫌な心配事をすぐに克服できる人だ。24時間年中無休で心理学者に頼ってコーチしてもらう必要はない。感情的な負荷がどんなに大きくても、思わぬ事態に自ら対応できなければならない。どのみち、試験を受けるのも、やかましい上司に対処するのも、あなた自身なのだから。

 才能や能力がパフォーマンスを阻むのではない。能力をすぐに引き出せないからパフォーマンスが低下するのだ。優れたパフォーマンスは(まずまずのパフォーマンスも)メンタルアプローチが明確なとき、少なくとも障害や邪魔にならないときに発揮される。能力レベルにかかわらず(もっと高いに越したことはないけれど)、プレッシャーがもたらす難局を精神的にうまく乗り切れたとき、最高のパフォーマンスは手に入る。

 私たちは誰もが満足し、自信を持ちたいのに、もっと幸福で満ち足りた人生を送るにはどうすればよいかを話し合うとき、不安に伴う「メンタルノイズ」との闘いは驚くほど見過ごされている。ストレスや不安を感じていても、仕事で成果をあげる、子どもの気持ちを敏感に汲み取る、面接やビデオ会議でうまく話す、ゴルフコースで好スコアを出す……そのどれもが日々の暮らしで活力を保ち、精神的に健康でいるための優れたきっかけとなる。

 以下の各章のテクニックやメソッドを用いて、ぜひ行動を起こしてほしい。章ごとにひとつのコンセプトを扱っているので、すぐにでも生活に取り入れられる。能力を最大限発揮したいなら、迷うことはない。必要なものはここにある。

 最高のパフォーマンスを実現するのに最もふさわしい方法をお伝えしたい。私が長年積み上げてきた技法や、クライアントの実例をもとに、誰もがスキルや努力を最大限活かすことができると知ってほしい。名前を変えたりはしているけれど、本書の事例はどれも実際のものだ。どんな人にも調子の良い日と悪い日があり、そんな日に経験する「感情の化学反応」について知ってもらいたい。そして、人生をもっと良くするために必要なことを、簡潔にわかりやすく説明したい。本書はすべての人に当てはまる。なぜなら、世界最高レベルのパフォーマーが用いる方法はあなたにも効果があるからだ。

 パート1では、パフォーマンスを検討するに当たって知っておくべき考え方を紹介する。好結果を出すためには自信がなくてはならないか? いや、そんなことはない。重圧を感じると落ち着きがなくなり、つい失敗してしまうという事実を本当に変えることができるのか? もちろん、できる。パート2では、(1年後ではなく)今すぐ結果を出すためのメソッドや実践法を紹介し、あなた自身のパフォーマンスプランの立て方を伝授する。巻末には、自分のパフォーマンススタイルをもっとよく理解するためのヒントやセルフチェックを用意した。

 興味の赴くまま、好きな章を拾い読みして構わない。満足や成果への道はひとつとは限らない。本書をあなたのパーソナルコーチと思ってほしい。何か大事なイベントに備えて読んでもいいし、必要に応じてフィールド脇で斜め読みしてもいい。すべてのメソッドをマスターする必要はない。まずはひとつ選び、試してみよう。すべてはそこからだ。

 パフォーマンスについて次のように主張する本を見ると、眉に唾をつけたくなる。自分が強いライオンだとイメージするだけで魔法のような成果と揺るがぬ自信が今すぐ手に入る! ガムをかめば集中力が増し、気が散らなくなる!(このアドバイスは本当に聞いたことがある)「素晴らしい人生を送ろう」「望めば何でもかなう」みたいに自己啓発を促そうとするノイズやスローガンは真に受けないことだ。実のところ、私はあなたを気持ちよくさせることに関心はない。ただ、結果が出ればあなたがそうなることはわかっている。本書は、いざという時に持てる力を最大限発揮できるようにするためのものだ。

 本書で紹介するのは他の人たちの経験だが、あなたもぜひ自らのパフォーマンスについてしばし思いをめぐらせてみてほしい。重圧の中でも変わらず頭脳明晰でいられるか? いつも冷静で、目の前のタスクに集中できるか? 狭いフェアウェイでロングショットを打つときも、同僚にプレゼンテーションするときも、自分のスキルをずっと信頼できるか? もしそうなら、その調子でがんばろう。しかし、すべての人が向上できる。たいていの人はもっとパフォーマンスを高めることができるし、もっと冷静でいられるようになる。その際、本書の実用的なメソッドがきっと役に立つ。どのメソッドもプレッシャーがかかる場面で実証済みだ。とてもシンプルで、とても効果がある。

 重圧がかかる状況でのパフォーマンスの良し悪しに関して、あなたなりの考えや恐れ、振る舞いを、本書では何はばかることなく振り返ることができる。私のクライアントと同じような経験をしたときは、各章のアドバイスがまさしく助けになるだろう。いずれにしても、本書でお伝えする一つひとつのことが、あなたをきのうよりも向上させることを願ってやまない。

 自分を高めようとするのは勇気が要る。結果が人生に大きな意味を持つ場合はなおさらだ。アイスタイム[氷上でのプレー時間]を増やそうとするホッケー選手と、試験の準備をする学生には共通点がたくさんある。会議室で、手術室で、あるいはオーディションでもっと安定したパフォーマンスを出せれば、それこそ人生が変わる。口うるさくて面倒なチームメートへの対処法を考えるNFLのクオーターバック(QB)であっても、大事な試合の前に息子を落ち着かせてやりたいと思い悩む親であっても、大事なのは、集中力や冷静さを高められるように自らを導き、他者を導くことができると知ることである。

 パフォーマンスは必ず改善できる。クライアントのひとりで元気あふれる人物が、よくこんなふうに言う。

 「持てる力を目一杯発揮しなきゃダメよね!」

 おっしゃる通り!

日本語版発行に寄せて

 私たちは誰もがなんらかのパフォーマンスと関わっている。誰もがプレッシャーや不安に直面し、ベストパフォーマンスが出せたときの満足を得たいと考える。私はこの20年間、経営幹部、外科医、プロスポーツ選手、オリンピック選手、病気に立ち向かう人、学生、親、その他いろいろな人たちの相談に乗ってきた。企業のマネジャーはチーム内のあつれきを冷静かつ見事に鎮めたいと考えるかもしれないし、速球を思うように操れない大リーグのピッチャーはマウンド上で集中力を研ぎ澄ます方法を学ばなければならない。私のクライアントはみんな最良のパフォーマンスを発揮したい、結果を出したいと考えている。

 どんな人でも、どんな仕事をしていても、ハイパフォーマンスをもたらす同じメソッドがすべての人に有効であることを、私はこの仕事から知った。

 重圧下でのパフォーマンス、それはつまり一人ひとりがハイパフォーマンスを発揮することに他ならない。良い結果を出したければ、自身の振る舞いを見つめる必要がある。どんな思考や行動が優れたパフォーマンスを可能にしているのかを知り、反対に、どんな思考や行動がいざという時に集中力を削ぐのかを判断しなければならない。本書を読めばそれがわかる。パフォーマンスの阻害要因をなくすにはどうすればよいか、ちょっとした変化で生産性を高めるにはどうすべきか。大事な瞬間に実力を100%発揮するためのあらゆる手法が、本書には詰まっている。

 自分を今以上に高めようとするのは勇気が要る。集中力を高め、自分を信じられるようになろう。ここぞという本番に能力を全開にするため!


【目次】

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