その本の「はじめに」には、著者の「伝えたいこと」がギュッと詰め込まれています。この連載では毎日、おすすめ本の「はじめに」と「目次」をご紹介します。今日は青山浩之(監修)、日経WOMAN(編)の『 信頼度が上がる「美文字」練習帳 新装版 』です。
【はじめに】
「字は人を表す」という言葉があります。
文字には人柄や教養、個性が表れるという意味です。
もちろん「文字に自信がなくて…… 」という方の中にも素晴らしい人格者はいますし、またその逆もあるでしょう。
しかし整っていない文字は、相手に思いを正確に伝えることを妨げたり、信頼を損なったりしがちです。
ビジネスでもプライベートでも、得することは残念ながらありません。
一方、身に付ければあなたを強力にサポートする財産になるのが「美文字」なのです。
スマホやパソコンが普及した今、温かみのある「手で書く文字」の価値は確実に上がってきています。
「分かっていても、忙しくて文字を練習する時間がない…… 」という人もいるでしょう。
私は大学で、小・中学校の教師の卵たちに「書の教え方」を教えています。
その中で繰り返し伝えているのは、 「長い時間をかけて量を練習しなさい」という指導方法が必ずしも正しいわけではない、ということです。
文字を正しく整えて書くために大事なのは、努力や根性といった精神論ではなく、ポイントを覚えて効率的に練習することです。
この本はこれまでの指導ノウハウを生かした「青山メソッド」をベースにして、一冊終えたときには誰でも文字が美しく変わるように構成しました。
2011年、13年、16年に発刊した美文字練習帳をリニューアルして、よりアナログの力が問われている今、復刊します。
書き文字が変われば、必ずペンを執って誰かに思いを伝えたくなります。
本書を通じて、周囲と豊かなコミュニケーションを築くお手伝いができますよう、心から願っています。
監修・手本 青山浩之
【目次】

