同じ収入でも、貯金が多い人と少ない人がいるのはなぜ? 資産の多寡(たか)は、日々の生活習慣や考え方に大きく左右されます。例えば、「犬」派は「猫」派よりもお金が貯まりにくい傾向にあるとか。その理由は……? ファイナンシャル・プランナー(FP)の黒田尚子さんの著書『 お金が貯まる人は、なぜ部屋がきれいなのか 「自然に貯まる人」がやっている50の行動 』(日本経済新聞出版)より抜粋と4コママンガで紹介します。
年間支出は猫より犬が倍以上多い
多くの買い物は、その後に「維持費」がかかるものです。ペットも同じで、購入金額をはるかに上回る維持費が必要です。しかも、ペット愛好家の中には、さまざまなペットを飼ったり、複数の「多頭飼い」をしたりする人もいます。これらのコストをまかないきれずペット貧乏に陥ってしまう人たちの多くは、「こんなにお金がかかると思っていなった!」と口をそろえます。
ちなみに、アニコム損害保険株式会社の「ペットにかける年間支出調査2020」によると、ペットにかけた年間支出費用は、犬では33万8561円(前年比110.4%)、猫では16万4835円(前年比103.9%)と、猫よりも犬が倍以上多く、さらに犬猫ともに前年よりやや増加しています。しかも、2021年の費用は「変わらない見込み」と答えた人が約半数、続いて「増える見込み」が約3割を占めています。
注意すべきは、ペットの平均寿命も延びていること。アニコムホールディングス株式会社の「アニコム 家庭どうぶつ白書2019」によると、2008年から17年までの犬猫の平均寿命について、この10年で犬は0.7歳(8.4カ月)、猫は0.5歳(6カ月)と飛躍的に延びています。
ペットが天寿を全うするまで維持費を負担でき、責任を持って飼えるのかの見極めが今まで以上に肝心です。
画/安原いちる 編集協力/銀杏社
「玄関先にビニール傘」「カードを3枚持ち歩く」はなぜキケンなのか? イヌ派はネコ派よりもお金が貯まりにくい? 貯蓄と関係がありそうでなさそうな「日々の行動」と「貯蓄の効率性」の相関性について、FPが読み解きます。
黒田尚子著/日本経済新聞出版/1540円(税込み)

