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SNSやメディアで話題の『脳をオフにせよ』 重版続きで売上好調

 「がんばっているつもりなのに、思うように成果が出ない」「仕事や勉強にうまく集中できない」……。そんなとき「もっと集中しなくては」「効率よく仕事を進めなければ」とさらにがんばってもうまくいきません。かえって、集中力が低下してしまったり、疲れてパフォーマンスが落ちてしまったり……。

 そんな現代人の集中力への悩みを解決してくれる書籍『脳をオフにせよ 仕事も人間関係もうまくいく集中術』の売れ行きが好調です。

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 2026年5月の発売以降、約1カ月で4刷目まで到達。SNSでの反響も大きく、各書店の特設コーナーでも大きく取り上げられ、売り上げが順調に伸びています。

 雑誌や書籍を通して「人の生き方」に焦点を当てた情報を発信する「PHPオンライン」でも、5月29日と6月2日の2度にわたって本書が取り上げられました。なぜ、今、ここまで注目を浴びているのでしょうか。

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現代人の脳は、いやが応でも働き過ぎている

 本書は、集中力と注意に関する研究の第一人者である心理学者のマルク・ティッヘラーと、人々の生産性と集中力の向上を支援するサービスを提供する研修企業「フォーカス・アカデミー」の創設者であるオスカル・デ・ボスによる共著。オランダで10万部を突破したベストセラーです。

 著者によると、「集中できないのは、意志が弱いからではない。仕事が終わらないのは、要領が悪いからではない。働き過ぎる脳のせいだ」と断言します。現代人には、かつてないほどの集中力が必要になっているというのです。

 IT化が進み、新型コロナウイルス禍を経て現代人の仕事は、より複雑になりました。プライベートでもスマートフォンの通知やSNSなどとは切っても切り離せない生活を送り、脳は常にフル活動しています。

 この脳が休めない状態が、冒頭のすべての悩みを引き起こしているといいます。そして、「脳をオフにする(考えなくていい時間をつくる)こと」で、創造性が高まり、生産性も上げることができると指摘しています。

 本書では、「脳をオフにする」ために、神経心理学の専門家と、集中力向上を現場で支援してきた実務家の知見を基に、日常や仕事の中で無理なく取り入れられる具体的な方法を紹介しています。

 生成AIの登場により、ますますスピード感を意識せざるを得ない日々を送る中で、私たちには散歩する時間、空を眺める時間など、「脳をオフにする」時間が必要です。

 「もっとがんばらなければ」と自分を追い込んでいる人にこそ読んでほしい1冊。ぜひ息抜きがてら、書店に立ち寄ってみてください。

構成・文/磯部麻衣