出版社や書店の苦境が指摘されるようになって久しい。しかし、こんなときだからこそ、長い時間軸で出版という営みを捉え直したい。そこで、『ベストセラー全史【現代篇】』『ベストセラー全史【近代篇】』(いずれも筑摩選書)の著者で、日本の出版史に詳しい横手拓治さん(筆名・澤村修治)に、昭和100年に当たる今年から100年前、大正末から昭和初期の出版事情と当時のベストセラーについて聞いてみた。(写真:鈴木愛子)