家事や仕事、人間関係…がもっとスッキリ進められたら! 素早く決断でき、ささいなことにとらわれず、自分の心と時間を、ちゃんと自分のために使える「要領のいい人」になりたい。それをかなえる生活の知恵や働き方、思考の工夫を学べるおすすめの5冊を選びました。

1. 『エレガントな毒の吐き方』

著者/中野信子

「本音は正義」「嘘をつかないことが、無条件にかっこいいことである」という話が、最近、いろいろなところから聞こえてきます。

 しかし、本当にそうでしょうか?

 その場限りの、二度と会わない相手ならばいいかもしれませんが、壊してしまったらあまりにも失うものが大きい関係性に対しては、「別の戦略」を考えてもいいように思います。

 職場、取引先、身内、ママ友、ご近所…。イヤなことをされて困っている、本当は言い返したい。だけど、この関係性は壊せない――。そんなとき、ありますよね。

 イヤだ、不快だという自分の気持ちを無視したり、心を殺してなかったことにしたりするのではなく、返す言葉に、「エレガントな毒」として含ませる。言いたいことを言うけれども、相手を直接傷つけたり、関係性を破壊してしまったりしない。

 そんな「大人の教養」と「古都・京都が育んだ人間関係のエッセンス」を、一緒に学んでみませんか。

 これは、つい「この場さえ我慢すれば」と思ってしまう自分を救う知的戦略。シチュエーション別・言いにくいことを賢く伝えるエレガントな毒の吐き方クイズはとても実践的。エレガントに毒を吐くスキルは、もっと要領よく生きていくための武器になりそうです。

■試し読みしたい人は… はじめに:『エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術』 脳科学者・中野信子と考える、エレガントな毒の吐き方

2. 『人生の満足度がどんどん上がる!時間の使い方大全』

日経WOMAN編

 時間には限りがあります。より自分らしく、充実した過ごし方をするために「時間の使い方」を見直したいという人も多いはず。

 日経WOMANで不動の人気を誇る「時間」や「習慣」にまつわるテーマを中心に、「ひとりで自分と向き合う」「健康や勉強の習慣で自分を磨く」「お金を貯める」などの切り口で、働く女性たちの実例をたっぷり紹介。

 みんなの過ごし方が知りたいというニーズが高い「夜時間」「カフェ時間」なども収録。この春、時間の使い方をアップデートするためのヒントが満載の1冊です。

(内容)
  • PART1 明日が変わる!ひとり時間新ルール
  • PART2 自分を磨く習慣がある人の「時間割」公開!
  • PART3 お金が貯まる人の毎日の習慣
  • PART4 心と体が整う夜時間の過ごし方
  • PART5 ずっと続けられる「習慣」のつくり方
  • PART6 私の「カフェ時間」ルーティン
  • PART7 働く女子のリアルひとり旅

3. 『仕事の「ムダ」が必ずなくなる 超・時短術』

著者/越川 慎司

 528社16万人に対して、1万8798時間をかけて「働き方改革」を支援し、成功と失敗の中から得た「現場に効く学び」が凝縮された1冊。

 著者は、ムダ取りコンサルタントとしてビジネスパーソンの効率アップを支援し、「週休3日」を実践するコンサルタント・越川慎司氏。本書では、ムダをなくして成果を上げるための39の「時短」実践メソッドを全公開しています。

 まず、日々の仕事に潜む「ムダ」を洗い出し、そして「やらないこと」を決めていく。ムダがなくなれば「自分時間」が生み出せるので、そこで、次のアイデアを考える。しっかりリフレッシュして、子育てや介護の時間を確保しよう。数多のビジネスパーソンの働き方を変えてきたプロが説く「超・時短術」です。

試し読みしたい人は… はじめに:『仕事の「ムダ」が必ずなくなる 超・時短術』

4. 『毎日のムダを9割減らす!忙しくても毎日が整う シンプルライフ入門』

日経WOMAN編

 気付いたら、些細なことに時間と心を取られているような気がしませんか? 家事に仕事、SNS…毎日の服選びにも。

 もう悩まない、振り回されない。余計なものを手放して、もっと身軽に快適に過ごす、そんなメソッドを紹介する1冊です。

 あふれているのはモノだけでなく、習慣や人間関係など、今の自分にとって不要なこともあるかもしれません。

 今すぐ始められて達成感も得られる「1日1捨」を実践している人をはじめ、余計なモノや習慣を手放して心地よく暮らす人たちのライフスタイルに密着。さらに、自分の「幸せ軸」を知ることでお金の使い方をシンプルにしている人たちや、日々の行動や運動習慣で揺らぎがちな心とカラダを整える方法も紹介します。

 すっきり手放して自分らしい生活を取り戻す、今すぐ役立つノウハウがたっぷり詰まっています。

5. 『ちょっとの丸暗記で外食レベルのごはんになる』

著者/小竹貴子

 読むと「料理が得意」になる本です。もちろん時短も実現でき、おいしくて心も満たされる。

 料理は、楽しければ続きます。楽しくなるには、おいしいものをつくること。レシピを見ずにつくれるようになれば、早くできて、応用もラクになります。

 この本で、まずおすすめするのはサラダ。この本の方法で作れば、どんな野菜も、おしゃれなレストランででてくるようなサラダになります。ドレッシングは、すべて大さじ1のお酢とオイル。お酢とオイルの種類を変化させれば、和、洋、中どれも作れます。ナムルだって5分!

 おしゃれな料理の威力はすごいもので、残らせて次の日に食べることになっても、なぜだかおいしく食べられます。

 しかも、レシピも見ずに、作るのにかかる時間は5分ほど。毎日、野菜がしっかりとれているという安心感も生みます。副菜がストレスなく作れるようになれば、あとは主菜。その主菜も、ほぼ大さじ1での作り方を紹介しています。

 クックパッドの立ち上げメンバーでもある著者が、これまでクックパッドの320万に及ぶ膨大なレシピを見て、たくさんのシェフに会い、そして日々の自分の料理をする中で「ここは手を抜いてもいい」「ここはこだわった方がおいしい」のラインを仕組み化。この本では、その方法を余すところなく紹介しています。

構成/磯部麻衣、長野洋子(日経BOOKプラス編集部)