2026年2月28日、米国とイスラエルによる対イラン攻撃が報じられた。対するイランはホルムズ海峡の航行を阻害する措置を取り、中東の米軍基地への攻撃を行った。6月には停戦合意に至ったものの、その後も攻撃の応酬が続いている。原油輸入の9割を中東地域に頼っている日本では、もし戦争が長期化すれば、1970年代に起きたような石油危機が再来するのではないかとの懸念も高まる。そこで、今起きている事態を長い時間軸の中で俯瞰(ふかん)するため、エネルギーアナリストの大場紀章さんに、石油危機とエネルギー問題を考えるために読むべき本を選んでもらった。(写真:鈴木愛子)