本の要約サービス「flier(フライヤー)」が3300冊の要約の中から、様々なテーマに沿った「おすすめ本」を紹介します。今回は、開催中のラグビーワールドカップに触発されて、自分たちの職場も「ONE TEAM」を目指したい!強いチームをつくりたい!と思い立ったあなたへ、役立つ4冊を。
熱戦が続くラグビーワールドカップ2023。日本は初戦でチリに快勝後、古豪イングランドに大善戦、予選プールの後半に向けてさらに注目が高まっています。
ラグビー日本代表と言えば、かつてはワールドカップ初出場から7大会で1勝しかできませんでしたが、2015年のイングランド大会では強豪・南アフリカ相手にジャイアントキリングを起こし、2019年の日本大会では初のベスト8入りを果たしました。そして、その急成長を支えているフィジカルや技術、戦術の強化や組織論など「結果を出すチーム」づくりのカギとなる取り組みも、高い関心を集めています。
そこで今回は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」が、現在公開している約3300冊の要約の中から、「結果を出すチーム」に変わるために必要な要素を押さえた本を4冊厳選しました。
『心理的安全性のつくりかた』(石井遼介/日本能率協会マネジメントセンター)
チームで仕事を進める上で、何といっても大切なのがメンバー同士の関係性。そのアプローチとして近年では「心理的安全性」という言葉が注目を集めています。
『心理的安全性のつくりかた』では、心理的に安全な職場とは、和気あいあいとしているだけの「ヌルい職場」ではなく、メンバー同士が健全に意見を戦わせ、生産的で良い仕事をすることに力を注げる職場であると紹介しています。
ラグビー日本代表ではヘッドコーチのジェイミー・ジョセフ氏が「ONE TEAM」をスローガンに掲げたことで心理的安全性がもたらされ、前回大会での躍進につながりましたが、本来、心理的安全性を高めるのに地位や役職は関係ありません。まずは自分自身が動き出すことからスタートしてみましょう。
『だから僕たちは、組織を変えていける』(斉藤徹/クロスメディア・パブリッシング)
世の中の価値観やトレンドが目まぐるしく変化する中、変化に適応できる組織であり続けるために読んでほしいのが『だから僕たちは、組織を変えていける』です。
コロナ禍を経て、多様な生き方を選択できる「ライフシフト」が始まっている現代のキーワードは「自律と対話」です。本書で紹介している「成功循環モデル」をベースとして、対話によって率直に話し合う場をつくり、信頼関係を築く「関係の質」を高めることが、理想の組織への第一歩になります。
国際大会でなかなか勝てなかった長い年月を経て、目覚ましい躍進を遂げている日本代表。その苦難に思いをはせながら、あなたの組織に変革を起こすために、信頼できる仲間をつくりながら一歩を踏み出してみましょう。
『チームを動かす すごい仕組み』(山本真司/PHP研究所)
「チームマネジメントがうまくできない」「自分の業務が多すぎて全然手が回らない」など、マネジメントに頭を悩ませるリーダーも多いと思います。
人手不足が深刻化するこれからの時代には効率的なチームマネジメントが求められますが、『チームを動かす すごい仕組み』では、リーダーが必死に働かなくても効率的に成果が上がる方法が紹介されています。ラグビーの試合では、グラウンドにいる選手が自分たちでプレーを判断する文化がありますが、ビジネスの現場でも自分自身の思考を巡らせて、行動することが求められます。
時代に合ったマネジメント能力を磨きたいリーダーにオススメの一冊です。
『リーダーは話し方が9割』(永松茂久/すばる舎)
ここまで「結果を出すチーム」に必要な要素を紹介してきましたが、それらすべてに深く関わってくるのがコミュニケーション能力です。特にリーダーには重要なスキルであり、コミュニケーション能力を磨きたいあなたには『リーダーは話し方が9割』がオススメです。
本書では、リーダーに必要なのは特別な能力や実績、カリスマ性ではなく「人をやる気にさせ、能力を引き出す話し方だ」と紹介されており、話し方のコツが分かりやすく紹介されています。
今大会ではキャプテンを務める姫野和樹選手。大会前の壮行会では「歴史を変える準備はできている」とチームを鼓舞していました。姫野選手のもとで団結した日本代表がどんな活躍を見せてくれるのか、ますます楽しみですね。
ラグビー日本代表の今日の活躍があるのも、長年にわたって努力を積み重ねたからこそ。あなたの職場が「ONE TEAM」になり、成果を出す日をイメージして、目の前の課題解決やスキル向上にトライしてみましょう。




