内容紹介

日経BPクラシックス 第6弾


大恐慌の研究の金字塔といわれる『米国金融史1867-1960』の大恐慌部分のみを抜き出したダイジェスト版の本邦初訳。
大恐慌の原因を膨大な実証データに基づいて「FRBが金融引き締めという誤った政策をとったために起きた」ものであることを論証した。この研究から、フリードマンを代表とするマネタリストが誕生した。
「リスク」の著者ピーター・バーンスタインが「2007年の視点から見た大収縮」を書き、付録で現FRB議長のベン・バーナンキの「結局、あなたは正しかった」というフリードマンへの言葉を含む講演を収録している。