内容紹介

直近10年で日本シリーズを5回制覇し、パ・リーグ優勝を4回果たした福岡ソフトバンクホークス。
10年間の通算勝率は12球団で圧倒的なトップだ。ホークスはどうしてそんなに強いのか――。
確かにお金はかけている。だが、それは一つの要素にすぎなかった。
ホークスはときに挫折を経験しながらも、長期にわたって多面的な組織改革をやり続けてきた。
「勝ち続けるチーム」を目指すホークスがなし遂げた変革の真実に迫る。


【本書の目次】
■はじめに
■序章 改革を促した敗北
ラストゲーム/でっち奉公で行ってこい/物言うキャプテン/フロント主導の〝同志的〟改革/もう一つの〝谷〟を越えて
■第1章 4軍とコーディネーター制
〝育成のホークス〟へ/工藤公康が命じた「重要な任務」/4軍創設とコーディネーター制/〝負けないエース〟の帰還/〝最下層〟の実態/4軍監督って要らんのちゃう?/新体制2年目の成果/監督像の新たな形
■第2章 野球DXに挑む
いちばんダメな球団だった/寿司職人みたいな奴/〝バブル〟の到来/〝外れ値〟にどう向き合うか/元首位打者が語る「1軍打者のつくり方」/始まった「検定制度」/崖っぷちの男/〝スキルコーチ〟実装へ/東大生アナリストの選択
■第3章 スカウティング進化論
閉じられた世界/「1回限り」で感じる力/選手評価の独自基準〝ホークススコア〟/国際派金融マンがもたらした変化/眼力か、データか/競争が厳しすぎる?
■第4章 育成の〝マニュアル〟をつくる
〝育成マニュアル〟誕生の発端/〝ホークスらしさ〟とは何か/プロジェクト第2期へ/抽出された「本当に大切なこと」/「ホークスメソッド・プロ編」の正体/セカンドキャリアも支援/引退後も「育成」は続く
■第5章 イズムの継承者たち
監督・王貞治の実像/雷雨のち晴天/小久保裕紀にとっての〝王イズム〟/厳しさと優しさ/城島健司、運命の人とともに/心を動かしたオファー/これからの〝トロイカ体制〟/〝語り部〟が担う役割
■第6章 世界一になるために
「めざせ世界一!」実現への道/ビジネス的価値の差を埋めるには/「みんな死んじゃいます」/メジャーを追い越せ/選手がチームを強くする/プロフェッショナル集団であれ
■おわりに