内容紹介
我々はいつの間にか「ほめて育てる社会」に慣れ、叱る・叱られることが本当に下手になってしまった。しかし、今後待っているのは、自分から奮起することができない人はおいて行かれる残酷社会だ。叱られることがないので現状で満足してしまう人と、自分を成長させたいと努める人との差が、知らぬ間に大きくなってしまう社会である。自分で能力を伸ばす意識が習慣化できていない人は、自分を成長させることができなくなる。そのために特に必要となる力は、レジリエンス(立ち直る力)とメタ認知が代表的なものになるだろう。どんなに自分が追い込まれても、自分から立て直す能力、また、周囲における自分の立ち位置を把握し、何をしていくべきかを意識できる力が求められる。
目次
第1章 「ほめられること」「ほめること」の心地よさ第2章 ほめるばかりの環境では素質の差がもろに出る―凡人にはかえって厳しい?
第3章 「ほめ育て社会」はだれに都合がいいのか
第4章 「ほめ育て社会」では自己コントロール力のある人間しか生き抜けない
第5章 ゆるい会社に危機感を抱く若者たち
第6章 予測のつかない社会を生き抜く力
