内容紹介

国内中堅・中小企業のM&A市場を作ってきたといっても過言ではない日本M&AセンターHD社長の初の自叙伝的書籍。
様々な経営者を取材してきた著者が、三宅卓の人生を紐解きながら、経営哲学・人生観を掘り下げ、その人間的魅力に迫る。
また、日本M&Aセンター創設に参画し、中堅・中小企業を救う「最高のM&A」を模索し提供してきた三宅の歩みは、そのまま日本の中小M&A業界の歩みともいえる。国内中小企業は、M&Aをどのように受け入れ変化したのか。それを提供する日本M&Aセンターは、時価総額業界トップクラスへとどのように拡大したのか。そしてM&Aアドバイザーの資格制度や学会がスタートした業界の目指す先は――。日本M&Aセンター社内のほか、金融機関や学会など周辺も取材。関係者の動向も交えて、M&A業界の歴史を群像劇風に描く。

目次

●はじめに ●プロローグ

●第一章
神戸、バラックの街に生まれ/休日返上は父親譲り/母の愛、吃音ハンディに「胸を張れ」/神戸を離れ一家で舞鶴へ/芽生えた写真への情熱

●第二章
失敗から何を学べるかが勝負/システム・ダイナミクスに傾倒/エンジニアの大志抱きオリベッティへ、分林と出会う/会計事務所を取り込む/提案書や勉強会、営業スキルを磨く/本性としての起業家

●第三章
システム会社に合流/オリベッティに〝出戻る〟/日本M&Aセンター誕生/西新宿の片隅で/オーナーと家族を幸せにする

●第四章
緩慢過ぎた成長/どべは嫌、自省繰り返し成長/気鋭の銀行マンとの出会い/32年続く「国際会議」/右手にペン、左手に花束/不眠不休の上場準備

●第五章
リーマン・ショック最中の社長就任/米投資会社から貪欲に学ぶ/M&Aで100億円企業を創る/オンライン・マッチングというブルーオーシャン/ブリッツスケールへ/教会で生涯の伴侶との出会いと、平等と献身の学びを得る/全社員にストックオプションとレターを「3KM」、〝三兎〟を追う人生

●第六章
決して「決めつけない」/やんちゃな野武士集団/M&Aは「総合格闘技」/行先の分からない船には誰も乗らない/会社存続の思いに応える/J-FUN誕生、地方にスター企業を

●第七章
「こともあろうに自分の会社で」/会社分断の危機/会社再生の責任は誰に/「鳴らないベル」を鳴らす、常務会も廃止/公称100の「社内部活動」と健康保険組合

●第八章
仕事はチームでするから面白い/最後の「大仕事」/モデルは自動車業界/若者が憧れ、親が自慢できる業界に/「全能」が求められる職業、「プロフェッショナルたれ」/自省と自制/研究者不在を超えて/専門の研究機関「MAREC」/悲願の学会が発足

●最終章 明日へ
「第二創業」は7年ビジョン/ファンドを「第二創業」の成長エンジンに/上場企業もターゲット/ASEAN攻略の秘密兵器「AtoG」/中小と地方に寄り添い続ける/サーチファンドを全国展開へ/「プロフェッショナルたれ」の大号令/2033年の日本経済/営業をワンフロアに/ハイエンドのビジネスパーソン/平均年齢34.3歳の会社

●エピローグ ●短いあとがき