内容紹介

いったい、どこからどこまでが人間(わたし)なんだろう。

鍛えた体でキーボードをたたき、Googleマップに導かれて旅をして、AIで幼い日の思い出を形にする。
人間と機械との境界線は、思ったよりも曖昧だ。

『東京都同情塔』で芥川賞を受賞した九段理江、初のエッセイ集。
筋トレに自炊、旅行に図書館。暮らしのなかで考えたことをつづりながら、変わり続ける自分と、変わらない自分の原点をたどる。
95%をAIに書かせた小説『影の雨』に加え、短編小説、各文学賞の受賞コメントも収録。