「値上げをしても商品を買い続けてもらえるだろうか」「コスト・人件費が増えていて、正直厳しい」。こうした悩みの背景には、「部分最適に専念し全体を見られない」「安く売ることが善」といった日本人が陥りがちな思考の罠(わな)がある。企業再生支援の第一人者で、近刊『日本経済AI成長戦略』(文藝春秋)が話題の冨山和彦氏と、第一線で活躍する経済学者でプライシングのコンサルティングを提供する星野崇宏教授(慶應義塾大学)、安田洋祐教授(政策研究大学院大学)が、日本経済に必要な意識改革を語る。(写真=尾関祐治)