その本の「はじめに」には、著者の「伝えたいこと」がギュッと詰め込まれています。この連載では毎日、おすすめ本の「はじめに」と「目次」をご紹介します。今日は末次拓斗さんの『 誰でもわかる大規模言語モデル入門 』です。
【はじめに】
大規模言語モデル(LLM)はテキストを生成する技術であり、ChatGPTのような生成AIの核となる技術です。その強力な性能から、OpenAIやGoogleといった外資企業だけでなく、ソフトバンクやNECなど日系大手も開発を進めています。将来性が高いと言われるAI分野の中でも、LLMは特に注目されている分野と言えるでしょう。
LLMに対する関心が高まる一方で、LLMを学び始めるハードルが高いと感じる方も多いようです。実際に以下のような声をよく耳にします。
- 何から学べばよいかわからない
- 専門書は難しすぎて挫折してしまった
本書を手に取った方も「AIに関する知識はあまりないが、LLMについて学びたい」という人も多いのではないでしょうか。そこで本書では、図や例をふんだんに取り入れ、LLMの基本的な仕組みから実践的な知識まで、ステップバイステップでわかりやすく解説します。
【本書の特徴】
1)LLMの仕組みを図で解説
多くの解説書ではLLMの説明に数式を使用します。本書では、数式は最小限にし、理系出身ではない人でも直感的に理解できる図解を中心に説明を行います。
2)詳細なコメント付きサンプルコード
LLMの仕組みを理解できた後は、簡単なコード実装(Python)を通じ理解を深めます。詳細なコメント付きコードを公開しますので、Python未経験でも基本的な処理の流れを理解できます。
本書を読めば、AIの知識がない人でも、LLMの基礎を理解し、LLMを活用したプログラムを実装できるようになります。学んだ知識は業務の自動化や新しいサービスの開発、そしてキャリアアップにも役立つでしょう。「今からLLMを学んでみたい」という方が、本書を通してLLMへの理解を深め、さらに興味を持つきっかけとなれば幸いです。
2024年10月
末次 拓斗
【目次】






