健康保険組合の財政が急速に悪化している。巨額の公費が投入される国民皆保険制度を持続可能なものにするためには、医療費の削減は待ったなしだ。ここに医療費をうまく効率化できるすべがあるという人物がいる。『ビッグデータが明かす 医療費のカラクリ』(日経プレミアシリーズ)を上梓した、アライドメディカル取締役の油井敬道氏である。25年間、61万人の生活習慣病患者の電子カルテデータ分析によって何が見えてきたのか。