いまや、有料の広告ブロッカーを利用してでも「広告やCMを見たくない」と思う消費者は増えている。従来のマーケティング手法が通用せず、消費者とリアルタイムでつながることが当たり前となったこの時代に、マーケターはどうしたらいいのだろうか。マスターカードのCMO(最高マーケティング責任者)で、マスターカードのブランド価値を世界87位からトップ10に引き上げたラジャ・ラジャマナー氏の新刊『クオンタムマーケティング 「プライスレス」で世界的ブランドを育てたCMOが教える最新マーケティング論』から、これからのマーケターが持つべき「多感覚なアプローチ手法」を紹介する。(写真:Shutterstock)