内容紹介

禅・生け花・合気道……。
トップビジネススクールに学ぶ企業幹部たちは「匠」の技を体験してどう変わったのか?
世界競争力ランキングで知られるIMDが日本で実施した話題の「文化体験プログラム」内容をライブ感ある筆致で紹介!

混迷する世界の社会・文化・経済状況を乗り越えるための代替的な価値観として、今あらためて、日本古来の自然観や生き方・働き方の哲学が求められていることが理解でき、日本文化の価値を再発見できる一冊。

この本の目的は、「難しいこの時代を生きる世界中の私たちに、代替的な在り方・生き方・歩み方を示してくれるもの」としての、日本の文化に潜む思想や方法を明らかにし、より実践に近づけることにある。そのための大事な取り組みを行う機会を得た。2023年5月のこと。世界各国、30名の経営幹部が東京に集った。(プロローグより)

目次

プロローグ トップビジネススクールが、いま日本からなにを学ぼうとしているのか?
第1講 禅に学ぶ自己のマネジメント――不安と対峙し、ゆるぎない自分を確立するには
第2講 生け花に学ぶチームのマネジメント――真の協力を生み出し、イノベーションを出現させるには
第3講 合気道に学ぶ自他共栄のマネジメント――競合やパートナーと共に市場や社会に貢献するには
第4講 日本酒に学ぶ社会・環境との持続的共生――質を求め、自然と向き合い、場を豊かにするには
特別講義 日本文化の「きく力」をどう生かすか?――by エバレット・ケネディ・ブラウン リフレクション 移行期における「日本」への視線と自己認識のギャップ
エピローグ 世界の経営幹部を感化する日本

◆本書に登場する講師紹介
第1 講 講師 松山大耕(Daiko Matsuyama)妙心寺退蔵院副住職
第2 講 講師 山崎繭加(Mayuka Yamazaki)華道家・IKERU 主宰
第3 講 講師 須貝圭絵(Yoshie Sugai)稔心流武道智誠館 館長
第4 講 講師 セバスチャン・ルモアンヌ(Sebastien Lemoine)きき酒師・(株)Passerelle 代表
特別講義 講師 エバレット・ケネディ・ブラウン(Everett Kennedy Brown)写真家、著述家