内容紹介

★認知症になりにくい脳をつくる方法
・睡眠は脳を洗い流す「掃除の時間」である
・インフルエンザや帯状疱疹ワクチンが脳を守る可能性がある
・マイクロプラスチックは新たな認知症の危険原因
・「学ぶ人」の脳は強くなる


★気づいた今から認知症の知識を持っておこう!

アルツハイマー病を代表とする大半の認知症は、どんな医者や科学者に聞いても、「いったんなってしまったら、もとには戻りません」と口をそろえます。また、認知症の発病の原因となる物質は、早い人で40代から溜まり始めます。
いくつか新しい薬もできていますが、「失われた機能を戻す」ことはできず「特効薬」とは言えません。

しかし最近、認知症は、実は「防ぎようもない病気」ではなくなってきているのです。ここ数年で、世界中の研究がそれまでの常識を次々とくつがえしてきました。

認知症は、もう、ただ怖がるだけの病気ではありません。
正しく知れば、遠ざけられる。その具体的な方法を知りましょう!

【目次】

はじめに
「認知症は、防ぎようもない」病気ですか? 

プロローグ 認知症は、「予防できない」のか
そもそも、認知症とは何か 

第1章 認知症の正体とは
・何が認知症を引き起こすのか
・アミロイドベータは40代からたまりはじめる
・新型コロナウイルスにかかると、アルツハイマー病のリスクは2倍になる
・インフルエンザ、帯状疱疹も脳を傷つける
・帯状疱疹ワクチンは認知症の発症を減らせる可能性がある
・認知症はなぜ女性に多いのか 
・コンタクトスポーツでは「頭を守る工夫」をする 

第2章 認知症と遺伝は、どこまで関係があるのか
・認知症と遺伝子、最新の知見を知ろう
・遺伝子は変えられない運命ではなく、ひとつのリスク要因にすぎない 
・両親から、認知症になりやすい遺伝子をふたつ受け継いだ人は
・抗体薬はどのくらい効くのか
・タウの産生そのものを抑える薬の開発

第3章 脳と認知症治療の最前線を知ろう
・脳の老廃物を排出する機能を高める
・睡眠は、脳内を洗い流す「掃除の時間」でもある可能性がある 
・睡眠とアルツハイマー病リスクの関係 
・マッサージは良いかもしれない ―― マウスの研究 
・超音波で脳内の不要物の排出を促す試み 
・認知症の薬は、これから大きく進展する可能性が高い 

第4章 あなたがやるべき認知症予防
・認知症リスクを減らす日常生活の工夫をしよう 
・認知症の約45%は変えることができるかもしれない 
・「教育」は健康な脳のための貯金
・大人になってからの学習も脳の健康を支える
・「悪玉コレステロール」の値が増えるごとに、認知症の発症率も上昇する
・健康診断で指摘された異常は放置しない 
・運動の習慣は、認知症のリスクを下げる 
・禁煙を始めるのに、遅すぎることはない 
・社会的孤立は認知症と関連する