長く続いたデフレの時代が終わり、日本でも物価が上がっている今、資産を増やそうとまで思わなくとも、資産防衛のためにお金のことをもっと知るべき時代になりました。一方で、投資といっても株式投資、投資信託、国債など多くの種類があるほか、お金の知識のない人につけこんで稼ぎたいと思う人たちも一部おり、そうした人の餌食にならないように注意しなくてはいけません。『お金以前』の著者・土屋剛俊氏は、これから投資をしたり、住宅ローンなどを組んで大きい買い物をするなら、なによりも「お金の一般常識を増やすこと」が重要だと言います。本連載で、お金の常識を増やしていきましょう。(写真/Shutterstock)