多くのリーダーが座右の書として挙げる『君主論』。ニッコロ・マキャベリは「非連続な時代において、国を統治する君主はどうあるべきか」を論じた。そして「国」を「企業」に置き換えれば、そのまま現代のビジネスリーダーが直面しているテーマと重なる。先の見通せない今だからこそ学ぶべき古典であり、またとない実践の書だと言えるだろう。この『君主論』のエッセンスを現代のビジネスに当てはめつつ解説した新刊『シン・君主論――202X年、リーダーのための教科書』より、その一部を抜粋してご紹介する。再生・改革の修羅場をくぐり抜けてきた経営共創基盤(IGPI)の冨山和彦氏と木村尚敬氏によるメッセージを、リアルな事例と共にお読みいただきたい。(写真:NASA images/shutterstock.com)
