貧困や格差といった社会問題を深く理解したり、ビジネスで的確な判断を下したりするためには、経済学の知見が役に立ちます。それを身に付けるためにお薦めの本を、経済学者で政府の「新しい資本主義実現会議」有識者構成員など公職を多数務める柳川範之・東京大学大学院経済学研究科教授に挙げてもらいました。最先端の研究成果を生かした経済学の専門書から、経済学やビジネスの面白さを味わえる小説まで、幅広く紹介します。(写真/洞澤佐智子)