起業の必要性とイノベーションの重要性を説き、またビジネス現場で役に立つ基礎知識を教えることを目的に、慶應義塾大学経済学部で実際に行われている講義28回分を一冊に凝縮した新刊『 慶應大生が学んでいる スタートアップの講義 』。本書の読みどころを、慶應義塾常任理事で、自身もスタートアップの共同創業を経験し、現在慶應義塾大学VC(ベンチャーキャピタル)、慶應イノベーション・イニシアティブの代表取締役社長を務める山岸広太郎氏が説きます。
『慶應大生が学んでいる スタートアップの講義』は、スタートアップに関する最新のトピックと基本的なビジネス知識を網羅しており、スタートアップに関する一般教養として、新たなビジネスを創出し、イノベーションを推進したいすべての人にお薦めします。
私が慶應義塾大学経済学部で学んだ1990年代後半には、スタートアップに興味を持つ学生は少なく、多くの同級生が金融機関や商社に進むことを選んでいました。当時、ITやスタートアップに興味があると言うと「変なやつ」という反応を受けることが多かったのです。しかし、今では研究科委員長の中妻照雄さんが自らスタートアップの講義を開講し、慶應経済という保守本流の学部でも変化が見られます。これは、日本経済におけるスタートアップへの期待が大きくなっている証と言えるでしょう。
本書は、スタートアップによるイノベーションが期待される分野として、ブロックチェーン、カーボンニュートラル、モビリティ、eスポーツなど10の最新テーマを扱っています。スタートアップのトレンドについて具体的なイメージを持ちやすい内容になっています。また、スタートアップに必須のビジネス知識として、ビジネスプラン、アカウンティング、ベンチャーファイナンス、IPOまでの一連の流れを網羅しています。
この書籍は、社会に巣立っていく大学生や若手ビジネスマンにとって、価値ある一冊と言えるでしょう。スタートアップの世界を理解し、挑戦するための道筋を示してくれます。これからビジネスの世界に挑戦するすべての若者にぜひ読んでもらいたいです。
