今、多くの企業が、二酸化炭素排出の「ネットゼロ」を目標に掲げています。しかし、気候変動や人権など今世界が置かれている状況を考えると「悪い影響」をゼロにするだけではなく、そこをスタートに「良い影響」を大きく伸ばした「ネットポジティブ」にする必要があります。ユニリーバをサステナビリティー経営の先進企業に育て上げた前CEO、ポール・ポルマンが、ネットポジティブ経営の要諦を存分に解説。識者の知見も紹介します。(写真:Shutterstock)