『通信地政学2030 Google・Amazonがインフラをのみ込む日』
の読みどころを、著者の日経クロステック副編集長堀越功が語ります。
今や誰もがスマートフォンを持ち、インターネットを使います。ネットなしの生活など考えられないくらいです。その隆盛を土台として支えてきた通信インフラが巨大IT企業や政治に揺さぶられています。
既に海底ケーブルはその多くがグーグルやアマゾンなどの巨大IT企業が敷設するようになりました。これまでNTTなど通信事業者の牙城と思われてきた、電話のコアネットワークにもこれらの企業が進出しつつあります。
一方で、ウクライナ戦争に端を発し、政治によるインターネットの分断も進みます。5Gでも米中の分断が起こっています。これまでの開かれたネットの世界は夢幻になっていくのでしょうか。
こういった巨大ITや政治の力がネットを揺さぶる中で、日本はこれからどのようにしていくべきか。NTTは独自のIOWN構想でその存在感を示そうとします。
本書は、このような激変期を迎えた世界の通信に関する動きに、地政学という切り口でフォーカスを当てます。これらの動きから、来る2030年代の情報通信の世界を展望します。
映像制作:DreamMovie
<内容紹介>
通信地政学2030 Google・Amazonがインフラをのみ込む日
【関連記事】
【
YouTubeチャンネル「日経BOOKプラス」
開設中!】
読者、著者、書店の皆さまと、「日経の本」をはじめとする豊かな書籍の世界をつなぐ「日経BOOKプラス」の公式チャンネルです。書籍をはじめ各種コンテンツの内容紹介やダイジェスト、著者インタビュー、読者参加型イベントの模様など、バラエティに富んだ動画をお届けします。