内容紹介

読解力だけでない、もっと大事なものを身につけよう! 仕事のやり方、学び方が一変するAI時代を生き抜くための方法を伝えます!

おすすめポイント

「人間にしかない能力」を高めよ!

KYなAI 対 普通の人間
AI時代、どう働き、学び、生きるか?
AI専門家だからこそ伝えられるノウハウ満載!

著者は語る――
「AIでトリプル・ハッピー! リッチに、便利で快適、人生豊かに。」

仕事の生産性を上げる、単純労働から解放され知的に楽しく仕事をする、衣食住・介護などすべての生活シーンがより便利に――。
AIをよく理解し、使いこなし、社会の豊かさを実現するための考え方を提示する。

■AI時代に重要になるのは読解力だけではない。人間らしい思考力と感性、コミュニケーション能力を発揮すれば、AIを使って幸福に働いていくことができる! AIをよく知り、知能と感性を鍛えよう!

■「なぜ?」を問える人間は残る! 働き方は「知識労働」から「知能労働」に変わる。重要なのは「知識」よりも「知能」≒「論理的思考力」、そして「コミュニケーションする力」「自分を知ってAIや他者の状態を推論する力」「やり抜く力」だ。人間らしい力をアップして、さらに「AI流の論理力」も磨いてしまおう。

■新しい仕事は続々と生まれてくる! 人間の仕事はなくならない。人文科学、芸術専攻の諸君は胸を張ろう。発想、経験、感性がこれまで以上に重要になるからだ。

■第2次AIブーム期から研究開発に関わり、ビジネスにも精通する「AIのインサイダー」が、「科学的に正しい」観点から「AIに負けないための方法論」を伝える。AI時代、どう働き、学び、生きるのか? AIに負けない力を高めるための考え方・ノウハウをAI専門家が伝えます!

著者は第2次AIブーム期からAI開発に関わり、ビジネスにも精通する野村直之氏。2016年にAIとは何か、AIをどう活かせるのかを解説し、好評を博した大著『人工知能が変える仕事の未来』(弊社刊)の著者です。

現在、AIに人間の仕事が奪われる、多くのこどもたちが読解力でAIに劣るともいわれ、AIのパワーを前にして不安にとらわれてしまっている人もいることでしょう。

本書は、AI時代には数多くの新しい仕事が続々と生まれるとし、普通の人間が便利なAIを使いこなし、仕事で成果と生産性を上げ、快適な生活を送るための考え方、そのための方法を具体的に解説し、こうした不安が根拠のないものであることを明らかにします。「AI時代の幸福論」です。

AIに負けないようになるためにはどうすればよいのか? AIの導入に失敗しないようにするにはどうすればよいのか? 読解力だけでなく、論理力、コミュニケーション力など人間にしかない能力の高め方について、本書は「科学的に正しい」見地から多くのヒントを提供します。

また、著者の経験をもとに、AI利用についても重要な考え方を示します。「AIを人間の代わりに使ってはいけない」「やりたくてもできなかったことにAIを使う」のです。現実には、間違った考え方でAIを導入し、失敗してしまう企業も数少なくないようです。

AI人材について、データサイエンティストの不足、その穴を埋めるための理工系の人材育成が唱えられていますが、著者は、AI開発や利用に際しては、むしろ、創造力豊かな芸術系の人材や、哲学・心理学・文学など、理工系に先駆けて人間の本質を探究する人文系の人材が重要な役割を担うことを主張します。

本書を読めば、ユニークな着眼点から多くの気づきが得られ、AI時代を生き抜くための元気が出てくることでしょう。

(2019.6.19)