内容紹介

  マネジメントは「管理」ではない、「創造」だ-- 。ドラッカーから直接教えを受けた著者が、ドラッカーが伝えたかった「本当のマネジメント」を解説する。

  日本ではマネジメントは「管理」、マネジャーは「管理職」と訳されてきた。だが、 ドラッカーが本当に伝えたかったマネジメントの本質 は、チームメンバーの強みを生かし、 イノベーションを実践し、価値ある成果を生み出す、まさに「創造」のための方法論 だった。

  著者は、ドラッカーが自らの理論を伝え、また彼と思想を分かち合う教授陣が教壇に立つ 米ドラッカー・スクールで学んだ 。ドラッカーから直接教えを受けた最後の世代にあたる。
本書は経営の当事者として、またコンサルタントとして、著者が体験した多くの事例をとりあげながら、 セルフマネジメント(自分自身のマネジメント)、マネジャーが目指すべき目的、マーケティングとイノベーション、組織とチームづくり、会計や情報技術との向き合い方、コミュニケーション などドラッカーのマネジメント論を学ぶ上で鍵となる7つの重要テーマについて広く、深く解説する。 ドラッカーの理論 全体像を学び、それらを 現場で活用するための具体的なヒント を得られる構成になっている。

  マネジメントは新入社員から経営層まで、さらに民間企業はもちろん自治体、非営利組織など、あらゆる組織に属する人が知っておくべき「教養」 だ。マネジメントという教養を身に着けることで、仕事に対して自ら目的を設定し、他者を生かし、日々様々なイノベーションを実践して成果をあげる創造的な働き方ができるようになる。リモートワークをはじめ新しい働き方が広がる中、 組織やチームとして最も大切な事 が何かを考える上で大いに役立つ一冊。

<内容紹介>
プロローグ   本当の「マネジメント」を学ぶ旅へ
第0章 深く学んでいただくために~本書の前提、目的、全体像について~
第1章 「セルフマネジメント」から始まる
第2章 マネジャーは何を目指すのか
第3章 マーケティングの本質~顧客創造的な会社とは~
第4章 イノベーションという最強の戦略
第5章 会計とマネジメント~知識資本時代の利益~
第6章 成果を上げる組織とチーム
第7章 情報技術とコミュニケーションについて、本当に大切なこと
エピローグ マネジメント 明日を創る生き方、働き方