その本の「はじめに」には、著者の「伝えたいこと」がギュッと詰め込まれています。この連載では毎日、おすすめ本の「はじめに」と「目次」をご紹介します。今日は日経クロステック、日経アーキテクチュア、日経コンストラクション(編)の『 東京大改造2030 都心の景色を変える100の巨大プロジェクト 』。開発エリアのガイド図とともにご紹介します。
【はじめに】
東京が2030年に向けて大きく動き出しています。日本一の高さを競い、麻布台ヒルズの「森JPタワー」やTOKYO TORCHの「Torch Tower」など新しいランドマークになる超高層ビルが次々と出現。一方、空高く積み上げた建物の足元では、広大な緑化や広場、公園の整備が進んでいます。スポーツやエンターテインメントの施設はますます充実し、鉄道の新路線計画も目白押しです。
首都の玄関口である東京駅周辺はもちろんのこと、品川・新宿・渋谷といった都心のターミナル駅前は、街の景色が劇的に変化します。「100年に一度」という表現は決して大げさではありません。湾岸エリアにも新しい施設や住宅が完成し、東京は「拡大」しながら大変貌を遂げそうです。
技術系のネット媒体「日経クロステック(https://xtech.nikkei.com/)」と建築雑誌「日経アーキテクチュア」、土木雑誌「日経コンストラクション」は、変わりゆく東京の姿を追い続けています。各媒体の取材から、2030年ごろまでの計画が次々と判明。「東京大改造」は2024~2030年に1つのピークを迎えると判断し、2024年春に本書の発行を決めました。
東京五輪前の建設ラッシュに引けを取らない規模の大工事があちこちで進行中の東京。新型コロナウイルス禍にも手を緩めることなく走り続けた結果、東京はインバウンド(訪日外国人)も強く引き付けています。まだまだ進化し続ける東京から目が離せません。
本書は東京を中心に、横浜・川崎や千葉まで網羅し、合計100以上の建築・土木の最新プロジェクトを取り上げています。首都圏で同時多発的に展開される大規模開発に注目ください。新しい東京の景観が既に見え始めています。
日経クロステック
川又 英紀
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